2019年9月23日(月)

プレスリリース

東芝キヤリア、1981年開発の「インバータ駆動エアコン」が国立科学博物館「重要科学技術史資料」に登録

2019/9/11 16:00
保存
共有
印刷
その他

発表日:2019年9月11日

「世界初の家庭用インバータ・エアコン」が未来技術遺産に登録

インバータの小型化・軽量化が家電製品応用につながるなど、画期的な技術開発が高く評価

東芝キヤリア株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:久保 徹)は、1981年に開発した家庭用インバータ・エアコン(「インバータ駆動エアコン」RAS-225PKHV)が、国立科学博物館が選定する2019年度の「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されたことをお知らせします。

当時のエアコンは消費電力が大きいことが大きな欠点とされていましたが、コンプレッサを駆動するモータの回転数をインバータで細かく効率的に制御することにより、低消費電力での運転を実現したこと、またインバータの小型化・軽量化等の技術開発がその後の多くの家電製品での応用につながったこと等が評価されました。なお、登録証・記念楯授与式が、9月10日に国立科学博物館 日本館にて開催されました。

※参考画像は添付の関連資料を参照

■エアコン技術史に大きな革命を起こしたインバータ・エアコン

今回登録された「インバータ駆動エアコン」は、1981年に東芝が世界で初めて開発したインバータを搭載した家庭用エアコンです。インバータを搭載したエアコンが登場する以前はコンプレッサのモータでON/OFFの制御しかできなかったため、コンプレッサは常にフルパワー運転、あるいは停止状態という極端な運転しか出来ませんでした。しかし、インバータユニットが搭載されたことで、コンプレッサのモータ回転数を細かく効率的に制御し、負荷状態に応じてエアコンを最適に運転できるようになりました。これにより強力な冷房・暖房能力を発揮させ、短時間で設定温度に達することができ、設定温度に達した後は、低パワーの運転を行い、室温を設定温度付近で保てるようになりました。このことはエアコンの快適性・経済性を格段に向上させると共に、それまで冷暖房兼用機はあったものの冷房主体であったエアコンが冷房も暖房も同等に能力を発揮できるようになる等エアコン業界全体を大きく動かし、エアコン技術史に大きな革命を起こしました。また、ここでのインバータの小型化、軽量化等の技術はその後の多くの家電製品での応用につながりました。

■重要科学技術史資料(未来技術遺産)

「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」とは、独立行政法人国立科学博物館(産業技術史資料情報センター)が、日本の科学技術史資料のうち、「科学技術の発達上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」や「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの」に該当する資料を選定し、「重要科学技術史資料登録台帳」に登録しているもので、2008年度から毎年行われています。

当社では2018年度の「ロータリーコンプレッサB型シリーズ」に続き、二件目の登録となります。

なお、今回登録された「インバータ駆動エアコン(RAS-225PKHV)」のパネル展示が、9月23日までの間、国立科学博物館・日本館にて行われています。

■さらに進化を続ける当社のインバータ技術

冷凍・空調市場を切り拓いてきた東芝のインバータ技術は、当社へと引き継がれ、その後も数々の開発を経て、2019年には大容量空調機の省エネ性向上と小型化に貢献できるインバータ技術として店舗・オフィス用エアコンやビル・工場用空調システムに搭載した「空調用低損失昇圧チョッパ回路の開発」へと進化を続けています。

ニュースリリース記載の情報(商品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0518927_01.jpg

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ速報トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。