トライグループとギリア、5教科対応「診断型」AI教育サービスで資本業務提携-2020年4月の本格提供に向け実証研究
発表日:2019年8月6日

全学力層の生徒向け

業界初 5教科対応「診断型」AI教育サービスを共同開発
家庭教師のトライ、ソニーCSL出資のギリア株式会社と資本業務提携
2020年4月のサービス本格提供に向け、2019年8月より、全国47都道府県70,000名を超える中高生を対象に、大規模実証研究を開始
株式会社トライグループ(本社:東京都千代田区飯田橋1-10-3、代表取締役:二谷友里恵、以下:家庭教師のトライ)と、ギリア株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:清水 亮、以下:ギリア社)は、全学力層の生徒への5教科対応が可能な「診断型」AI教育サービスの開発・展開のために資本業務提携を行いました。教育事業者が主体となり、5教科対応、全学力層生徒向けのオリジナルAI教育サービスを開発・展開するのは、教育業界初の取り組みとなります。
※ロゴは添付の関連資料を参照
現在、日本の教育業界では、少子高齢化や2020年の大学入試改革を背景に、これまで以上に個別指導への期待が高まり、より高度に個別化したオーダーメイドの教育サービスが求められています。
本取り組みでは、個別教育のパイオニアとしてマンツーマン指導を長年行ってきた家庭教師のトライが、のべ120万人への個別指導により培ってきたノウハウと幅広い生徒層の学習者データを、AI教育サービス開発に活用。家庭教師のトライだからこそ実現可能な、あらゆる学力レベルの利用者に対応できる、全く新しいAI教育サービスの構築を、ギリア社と共同で進めてまいります。
ギリア社は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)等が出資して2017年6月に設立された合弁会社です。ギリア社は「ヒトとAIの共生環境の実現」をミッションとして掲げ、単なるAI開発にとどまらず、AIソリューションの社会実装までを手掛けることを目指したAI事業会社です。
家庭教師のトライがギリア社をパートナーに迎え、開発を進めるのは、これまでのAI教育サービスとは異なり、理解度を網羅的に測定する「共進化的アダプティブラーニング方式」を採用した新方式の「診断型AI」システムです。家庭教師のトライが保有する全国の学習者データを新方式のシステムに活用することで、数学などの論理系教科に特化していた従来のAI教育サービスに対し、英語、国語、理科、社会も含めた5教科を対象としたAI教育サービスの開発が実現いたします。
また、家庭教師のトライは共同開発の過程で、2019年8月より、全国47都道府県の約70,000名を超える中高生を対象とした大規模な実証研究を進め、2020年4月度から中高校生を対象とした、本格的なサービス提供を予定しています。
<ギリア株式会社 概要>
所在地:〒110-0016 東京都台東区台東4-19-9 8F 山口ビル7
代表取締役社長:清水 亮
設立年月日:2017年6月30日
事業内容:人工知能及び応用技術に係るコンピュータソフトウェア、システム等の企画・開発・コンサルティング・保守等
企業URL: https://ghelia.com
ギリア株式会社は、株式会社UEI・株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所・WiL,LLCの三社により2017年6月に設立されました。
「ヒトとAIの共生環境の実現」を目指して、社会や暮らしの様々な場面においてAIによる能力拡張を実現し、課題解決や効率化だけでなくAI技術により感動体験を提供することをビジョンに、最先端の深層学習技術をあらゆる人が自在に使いこなせるOSおよびハードウェアを含む統合AIプラットフォームの開発を行っています。
※以下は添付リリースを参照
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
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