プレスリリース

JFEエンジニアリング、下水汚泥処理技術「OdySSEA(オデッセア)」を商品化-温室効果ガス大幅削減/高効率発電

2019/8/6 11:25
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発表日:2019年8月6日

下水汚泥の新たな処理技術「OdySSEA(オデッセア)」商品化

~温室効果ガス大幅削減と高効率発電を両立する革新的技術~

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下元、本社:東京都千代田区)はこのたび、下水汚泥の焼却に伴う環境負荷を大幅に低減しながら、同時に高効率な発電も可能とする新技術「OdySSEA(オデッセア)」(※1)を商品化しました。

当社は、2017・2018年度の2ヵ年にわたり、日本下水道事業団(理事長:辻原俊博、本社:東京都文京区)および川崎市と共同で、下水汚泥焼却施設の未利用廃熱を活用した高効率発電技術と、空気吹込み方法の最適化による亜酸化窒素(以下、N2O)および窒素酸化物(以下、NOx)の同時削減技術を組み合わせた実証研究を行ってまいりました。なお、この実証研究は、国土交通省の「B-DASHプロジェクト」(※2)に採択されております。

実証研究では、含水率が高く発電用燃料に向かないとされてきた下水汚泥の焼却施設に、新開発の復水式蒸気タービンと、下水処理水を冷却水として活用するシステムを導入することで、60wet-t/日程度の小規模焼却炉においても高効率発電が可能であることを確認しました。これにより、発電した電力量が施設の消費電力量を上回る、いわゆる電力の完全自立を確認しています(※3)。

また、空気を最適な位置から集中的に焼却炉内に吹込み、炉内の空気を撹拌して効率よく下水汚泥を燃焼させることによって、N2Oの分解を促進しながら、同時にNOxの発生を抑制できることを確認しました。コンパクトな設備ながらN2OとNOxをそれぞれ50%以上削減する性能を有します。

「OdySSEA(オデッセア)」は、下水汚泥焼却施設の新設・更新時はもちろん、様々な条件下にある既設焼却炉にも導入が可能です。

当社は、今後この新技術「OdySSEA(オデッセア)」の営業を積極的に展開し、地域のエネルギー有効利用と下水処理施設の環境負荷低減に貢献してまいります。

※1 新技術の名称。Ody(汚泥)、Smart(賢く)、Superior(優れ)、Ecological(環境にやさしく)、Advanced(先進的)に由来し、「新型汚泥焼却技術」の先進性を表現。社内公募により選定。

※2 国土交通省が実施する下水道革新的技術実証事業(Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project)

※3 焼却量 140wet-t/日、含水率73%の条件下

■「OdySSEA(オデッセア)」概要

*参考画像は添付の関連資料を参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像(1)

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0516221_01.JPG

参考画像(2)

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0516221_02.JPG

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