LINE、エビソル・BespoとAI技術利用の音声自動応答サービスに関し基本合意書をそれぞれ締結
発表日:2019年7月23日

LINE、エビソル、BespoとAI技術を利用した音声自動応答サービスに関する基本合意書をそれぞれに締結
AIソリューションサービス事業「LINE BRAIN」において、飲食店予約サービス上での音声自動応答サービス等の実証実験に関して協議を開始
LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛)は、株式会社エビソル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中 宏彰)と、株式会社 Bespo(本社:東京都港区、代表取締役:高岳 史典)と、「LINE BRAIN」で保有・開発するAI技術を利用した音声自動応答サービスに関し、それぞれに基本合意書を締結いたしましたので、お知らせいたします。
※ロゴは添付の関連資料を参照
LINEは先日の「LINE CONFERENCE 2019」にて、新規事業として、LINEが開発・保有するAI技術を外部企業等へ展開していく「LINE BRAIN」を発表いたしました。今月より、AIチャットボット技術「LINE BRAIN CHATBOT」、文字認識技術「LINE BRAIN OCR」、音声認識技術「LINE BRAIN SPEECH TO TEXT」の販売を順次開始していく予定です。また、同時に「LINE BRAIN」で保有する音声認識、チャットボット、音声合成の技術を組み合わせることによって、電話でのAI自動応答を可能にすべく、開発プロジェクト(*)の発表もしております。
LINE BRAIN公式サイト:https://www.linebrain.ai
LINE BRAIN Project"DUET"イメージムービー:https://www.youtube.com/watch?v=SwZLp5Y-Z4g
*:製品化する際は正式名称をお知らせします。
今回、「LINE BRAIN」を通じ、レストラン・飲食店向け予約システム「ebica予約台帳」などお店の予約管理やお客様管理、集客支援サービスを提供するエビソルと、LINE Venturesと本田圭佑氏のKSK Angel Fundが出資し、飲食店の集客を解決するサービス「ビスポ」を提供するBespoと、それぞれに基本合意書を締結いたしました。この基本合意書に基づき、今後各社と飲食店予約サービス上でのAI技術を利用した音声自動応答サービス等の実証実験に関して、協議を開始してまいります。
LINEと各社が協力し、国内の飲食店市場における人手不足課題を解決すべく、これまで店舗や予約コールセンターにかかってきていた電話を音声自動応答サービスの利用とすることで、電話応対時間を半分以下に削減できると期待しています。これまで飲食店などのスタッフが電話応対に取られていた時間を、お客様へのサービスに集中できるようになることや、今回のAI技術における人間らしい自然な電話応対により、電話応対サービスの品質が一定に保てることで、さらなるお客様満足度の向上も期待できると考えています。
また、音声自動対応サービスは24時間対応が可能なため、営業時間外で通常応答できていなかった予約を受けつけることも可能にし、お客様や飲食店にとっての機会損失を減らす、といった効果も期待できます。
さらに、「ebica予約台帳」サービスと自動連携することにより、応対結果をリアルタイムで台帳に反映できることで、飲食店などのスタッフの店舗予約管理における手間暇を減少させるといったメリットも考えられます。
LINEでは、このようにAI技術による電話対応の自動化により、レストラン・飲食店などにおける業務の効率化だけでなく、予約やサービスを利用するユーザーの体験をより簡単に、便利にしてまいります。
※各社概要は添付の関連資料を参照
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