プレスリリース

東北大、肺高血圧症の新規判別法を発見

2019/7/3 15:01
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発表日:2019年7月3日

座って測定、寝て測定:肺高血圧症の新規判別法を発見

呼気ガス分析を用いた簡便で非侵襲的な判別法

【発表のポイント】

・肺高血圧症とは心臓から肺に血液を送る血管が狭くなったり閉塞したりすることで肺動脈の血圧が高くなり、心臓や肺の機能障害をもたらす国の指定難病である。

・肺高血圧症のうち、肺動脈性肺高血圧症(注1)と慢性血栓塞栓性肺高血圧症(注2)は非常に似た症状を示すため判別が難しく、患者の負担が大きい検査が必要。

・本研究では、異なる姿勢における呼気ガス分析により、肺動脈性肺高血圧症と慢性血栓塞栓性肺高血圧症の判別を簡便かつ非侵襲的にできることを世界で初めて示した。

【研究概要】

東北大学大学院 医学系研究科 内部障害学分野の秋月三奈(あきづき みな)大学院生、上月正博(こうづき まさひろ)教授の研究グループは、循環器内科学分野の下川宏明(しもかわ ひろあき)教授、杉村宏一郎(すぎむら こういちろう)講師らの研究グループと共同で、座った姿勢から寝た姿勢への姿勢変化と呼気ガス分析を組み合わせることにより、肺動脈性肺高血圧症と慢性血栓塞栓性肺高血圧症を判別が非侵襲的に可能であること世界で初めてを示しました。

本研究では、呼気ガス分析器(注3)を用いて、座った姿勢と仰向けになった姿勢で呼吸に含まれる酸素や二酸化炭素などのガスを分析することにより、肺高血圧症の有無や、肺動脈性肺高血圧症と慢性血栓塞栓性肺高血圧症の判別が可能であることを世界で初めて示しました。本研究での検査法は、患者への負担が少ない簡易な肺高血圧症の検査法となると期待されます。

本研究成果は、2019年7月1日に、Respirologyに掲載されました。本研究は、JSPS 科研費 JP17K13047の助成を受けて行われました。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0513585_01.pdf

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