プレスリリース

ミック経済研究所、「エッジコンピューティングで拡大する産業用PC市場の現状と展望2019年度版」を発刊

2019/6/25 11:15
保存
共有
印刷
その他

発表日:2019年6月25日

「エッジコンピューティングで拡大する産業用PC市場の現状と展望2019年度版」を発刊

■産業用PCの市場規模は2018年度1,092憶円で、2022年度には年平均成長率5.7%の1,361億円市場と予測。

■産業用PC市場の中のエッジコンピューティング向け用途比率は、2018年度5%だが、2022年度には20%を超える予想。

IT/ネット分野専門の市場調査機関として28年の実績のある株式会社ミック経済研究所(本社:東京都中央区、代表:有賀 章)は、マーケティング資料「エッジコンピューティングで拡大する産業用PC市場の現状と展望2019年度版」を2019年6月に発刊したと発表した。

本レポートでは、実績については当該市場関連の主要産業用PCベンダなど22社への取材をベースに数字を積み上げて市場規模を推計した。これら参入企業の実績や戦略を分析し、タイプ別市場、用途別市場、業種別市場について2022年度までの市場規模を予測した。

(詳細は https://mic-r.co.jp/mr/01570/ を参照)

■産業用PCのエッジコンピューティングは、90%以上が製造系で利用

産業用PC市場は、2018年度に前年比4.4%増の1,092億円の規模であった。産業用PCは最低でも5年といった長きにわたって同じモデルの販売が続けられることが多く、部品供給を含めると10年以上のサポートが求められる。こうした変化の乏しかった産業用PC市場でも、製造現場におけるIoTの導入やAIの活用などエッジコンピューティングの高まりによってその役割が見直されるようになってきている。

産業用PC市場はこうしたエッジコンピューティング需要も取り込みながら、今後も年率5.7%の安定した成長で、2022年度1,361億円市場に達すると予測した。

製造現場における現段階でのIoTは、「見える化」止まりがほとんどのケースで、収集されたビッグデータの活用はこれからという状態である。したがって、現場でデータ解析を行うエッジコンピューティングはまだ始まったばかりか、多くはPOCレベルにとどまっている。それでも故障検知や不良品検知と言ったAIを活用したビックデータ解析は、今年度にPOCから実稼働への移行が加速し、市場が本格的に立ち上がると予想される。

そのため2018年度の産業用PC市場の中で、エッジコンピューティング向け用途は、5%程度に過ぎないが、2022年度には20%を超えると予測した。

現状のエッジコンピューティングの展開は、90%以上が製造系である。中でも半導体・液晶製造装置分野が先行しており、全体の30%以上を占めている。半導体製造装置業界は、従来からプロセス制御にPLCではなく、産業用PCを使ってきた。昨今のIoT化の流れの中でエッジでのデータ解析やビッグデータの活用の気運が高まっており、それを歩留まり改善や品質向上につなげようとしている。

また、スマートファクトリーなど工場内の各種システムを「つなぐ」ということを考えた場合、重要になるのは「オープン性」と「ネットワーク対応」である。この点に関しては、ベンダ独自仕様で発展してきたPLCは両方とも不得手である。そこで注目度が高まっているのが産業用PCである。

特に、シーメンスやB&R等の海外ベンダは、インダストリー4.0の流れの中で「制御」も産業用PCが担い、オープンな環境で相互接続するネットワーク性を打ち出している。

※グラフ資料は添付の関連資料を参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

グラフ資料

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0512789_01.pdf

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ速報トップ



[PR]