発表日:2019年6月5日
介護現場でのAI搭載型ロボットの実用化に向けオリックス・リビングとAeolus Roboticsがコンサルティング契約を締結
~介護スタッフの業務を支援する実証試験を開始~
オリックス・リビング株式会社(本社:東京都港区、社長:森川 悦明)は、Aeolus Robotics Corporation(本社:米国、CEO:Alexander Huang、以下 「Aeolus社」)と、本日AI(人工知能)搭載型サービスロボット「アイオロス・ロボット」の導入に向けた実証試験などを行うコンサルティング契約を締結しましたのでお知らせします。
「アイオロス・ロボット」は、高度なAIセンサーを搭載し、さまざまな機能を備えた自律型ヒューマン支援ロボットです。Aeolus社は、昨年11月よりオリックス・リビングが運営する施設で、物体の検知や移動、物品の運搬などの基本的な動作確認を重ねてきました。今後、見守り、運搬、緊急対応などで省人化・省力化に貢献するロボットの実用化を目指します。
※参考画像は添付の関連資料を参照
今回の提携により、オリックス・リビングが介護施設運営で蓄積した知見や課題解決のノウハウをAeolus社に提供し、実際の活用シーンに即したユーザビリティの向上を共同で行います。具体的には、介護施設の構造や設備を踏まえたロボットの性能評価と機能の向上、介護スタッフによるスマートフォンやタブレット端末を用いた操作性の確認、そして、ロボットに代替可能な業務の洗い出しと実行に向けた検証などを行います。介護従事者の日常的な業務の一部をロボットが担うことにより、「人の手による介助」の時間を増やし、入居者への介護サービス向上へつなげます。
オリックス・リビングとAeolus社は、介護ロボットの開発・技術支援を通じて、介護現場への普及を推進し、高齢者の暮らしの質の向上に努めてまいります。
以上
※以下は添付リリースを参照
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https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0511388_01.jpg
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