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日本電波工業、低位相雑音特性を持つ温度補償水晶発振器を開発

産業:

発表日:2019年4月19日

業界最高(※1)の低位相雑音特性を持つ温度補償水晶発振器を開発

日本電波工業(株)は、2.0×1.6×0.7mmサイズで業界最高の-170dBc/Hz@100kHz offset(※2)の低位相雑音を実現したTCXO(温度補償水晶発振器)を開発しました。2019年7月よりサンプル出荷を開始致します。

5Gなどのモバイル高速通信や、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、SONET/SDH(Synchronous Optical Network/Synchronous Digital Hierarchy)等の高速化と大容量化における多値変調等の通信品質向上のために、今後お客様から更なる低位相雑音特性を有したTCXOのご要望が増えると予想されます。

通信装置における変調精度(信号の位相と振幅のズレ)は、装置で使用する基準信号源の位相雑音による影響が大きいため、発振器の選択と設計が重要です。

また位相雑音はRMS位相ジッタ(※3)と密接に関係しており、位相雑音が優れた発振器の選択は位相ジッタの改善に寄与します。

これらのご要望に応えるため、当社の高い技術によって育成された高Q値(※4)の人工水晶にて水晶振動子設計を最適化し、発振回路の低雑音化によって業界最高となる低位相雑音特性の温度補償水晶発振器を開発しました。

・フロア雑音 -170dBc/Hz @100kHz offset(※2) (従来比-17dBc/Hz低減)

・位相ジッタ 110fs @12kHz to 5MHz (従来比71%低減)

今後この技術を用いて、他のサイズにも順次展開し、製品ラインナップを充実させていく予定です。

なお、本開発品は5月29(水)から5月31日(金)まで東京ビッグサイトで開催されるWireless Technology Park(WTP) 2019に出品致します。(NDKブース:西3ホール 1931)

(※1) 2019年3月 当社調べ

(※2) 発振周波数:26MHz,温度:+25℃

(※3) デジタル信号を伝送するときに波形に生じる時間軸のずれや揺らぎを指します。

(※4) 水晶振動子においては共振の鋭さの程度を表わし、この値が大きい(高い)ほど振動が安定であることを意味します。

【製品外観】

*添付の関連資料を参照

【サンプル・量産】

サンプル出荷は2019年7月、量産開始は2020年1月を予定。

*以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

製品外観

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0508067_01.jpg

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0508067_02.pdf

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