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東大、複雑にインターロックした自己集合体の形成機構を解明

発表日:2019年3月1日

「複雑にインターロックした自己集合体の形成機構を解明」

1.発表者:

・平岡 秀一(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻 教授)

・小島 達央(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻 助教)

・立石 友紀(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻 博士課程1年生)

2.発表のポイント

◆これまで、自己集合という構成要素が自発的に集まる手法を利用して、複雑な幾何構造をもつ分子が合成されてきましたが、その形成機構はほとんど解明されていませんでした。

◆二つのかご状の分子が互いに貫入しあってできるインターロックした分子が、どのようにして自発的に組み上がっていくかを明らかにしました。

◆インターロック分子の形成機構が明らかになったことで、途中で生成する中間体を基にしたインターロック分子の高度な機能デザインが可能になります。

3.発表概要:

東京大学大学院総合文化研究科の平岡秀一教授らは、二つのかご状の分子が互いに貫入し合うことで生成するインターロック分子の形成過程を解明しました。多くのインターロック分子は自己集合という、ビルディングブロックとなる分子を混合することでこれらが自発的に集まる現象を利用して作られてきましたが、これらの複雑な幾何構造をもつ分子の形成機構はほとんど解明されていませんでした。本研究グループが最近開発した手法を利用して、二つのかご状分子がインターロックした分子の自己集合過程を調べた結果、はじめに、かご状分子と不完全なかご状分子が生成し、不完全なかご状分子が完全なかご状分子の一箇所の檻(おり)へ貫入した後、系中に存在する他の分子の助けを借りて、かご状分子の結び目を一箇所ずつ切り、さらなる貫入を行い、最終的に四本の檻が互いに貫入した分子へ至ることを明らかにしました。

今後、形成機構に基づいたインターロック分子の高度な機能デザインが可能になり、複雑なインターロック分子を使った機能性分子の開発が期待されます。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0503863_02.pdf

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