2019年1月23日(水)

プレスリリース

量研と京大、レーザー駆動の衝撃波を利用して光速に近い陽子線を発生できることを発見

2019/1/11 17:15
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発表日:2019年1月11日

レーザー駆動の衝撃波を利用して光速に近い陽子線を発生できることを発見

-宇宙線発生の仕組みを利用した新たな加速器を提案-

岸本泰明 エネルギー科学研究科教授、福田祐仁 量子科学技術研究開発機構上席研究員らの研究グループは、水素クラスター(マイクロメートルサイズの「球状」の固体水素)に高強度のレーザー光を照射して、宇宙線の加速機構と考えられている衝撃波加速と類似の仕組みを利用することで、0.3ギガ電子ボルト(GeV = 109eV)の高品質の陽子線が発生することを発見し、新奇な陽子線加速手法として提案しました。

本研究成果は、レーザーを用いた陽子線を高効率、高品質で光速近くまで加速することの出来る加速器の実現につながる新たな知見です。今後、高エネルギーの陽子線を供給する技術として、粒子線がん治療装置の陽子線源としての応用や、物質の水素脆化や放射線損傷のメカニズムを探る研究などへの応用へつながることが期待されます。また、高エネルギー宇宙線の起源を解明する研究の一助となることも期待されます。

本研究成果は、2019年1月10日に、国際学術誌「Physical Review Letters」のオンライン版に掲載されました。

※図は添付の関連資料を参照

■詳しい研究内容について

・宇宙線発生の仕組みを利用した新たな加速器を提案-レーザー駆動の衝撃波を利用して光速に近い陽子線を発生できることを発見-

 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2018/documents/190110_1/01.pdf

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0499863_01.JPG

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