2019年7月17日(水)

プレスリリース

STマイクロ、スマート機器の小型化・多機能化・高効率化を実現する「STM32マイコン」の新シリーズを発表

2018/12/6 10:20
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発表日:2018年12月6日

STマイクロエレクトロニクス、スマート機器の小型化・多機能化・高効率化を革新的技術で実現するSTM32マイコンの新シリーズを発表

・少ピン・パッケージで低消費電力と高密度メモリを実現した、ネットワーク接続型スマート機器向けの高効率・小型プラットフォーム

・堅牢性に優れたArm(R) Cortex(R)-M0+プロセッサ、シンプルな電源接続、優れたEMS保護、クラス最高のハードウェア・ベースのセキュリティを集積

・豊富なペリフェラルに加え、USB Type-C/Power Deliveryをサポート

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、32bitマイクロコントローラ(マイコン)のSTM32(*)ファミリに、新たにSTM32G0シリーズを追加したことを発表しました。Arm(R) Cortex(R)-M搭載マイコンのポートフォリオを拡充し、組込みシステム分野に幅広く対応する同シリーズは、優れた電力効率、機能性、セキュリティおよび付加価値と小型化が必要とされるエントリ・レベルのアプリケーションに最適です。

STM32G0シリーズの幅広いパッケージ・オプションとメモリ容量による柔軟性が、さらなる省スペース化とコスト削減を可能にします。また、新しい電源アーキテクチャにより、わずか1対の電源端子で電源供給が可能なため、リソースの限られた組込みシステムにおいて、より多くのパッケージ端子を使用することができます。

さらにSTは、高密度メモリを小型かつ低コストの少ピン・パッケージに組み込んでいます。また、STM32G0シリーズは革新的な省電力機能を搭載しており、低消費電力化にも貢献します。

STM32G0シリーズには、現在のネットワーク接続型機器に要求される堅牢なセキュリティを実現するため、セキュア・ブート対応のメモリ保護機能など、さまざまなハードウェア・ベースの機能が導入されています。さらに、同シリーズの一部の製品にはオプションとして、真乱数発生器(TRNG)を備えたAES-256ハードウェア暗号化アクセラレータが用意されており、暗号処理をCPUからオフロードすることができます。

そのほか、バッテリ充電が可能なPower Deliveryバージョン3.0を含む最新のUSB Type-C仕様をサポートしています。

STM32G0シリーズは、Arm Cortex-M0+プロセッサを搭載し、消費電力に制約のある機器で優れた性能を発揮します。同シリーズは、スマートフォン、スマート家電、空調システム、コンスーマ/産業機器用モータ制御、IoT機器、充電型ネットワーク接続機器、ドローン、照明システムなど、ネットワーク接続環境で急速に進化しているアプリケーションに最適です。

○注記

STM32G0シリーズは、次世代機器の小型化、部材コスト削減、および性能と機能の向上に役立つ、多くの特徴を備えています。パッケージは、8bitマイコンからのアップグレードが容易な8ピンから100ピンまで、幅広く取り揃えています。

Flashメモリ容量は16KBから512KBから選択可能で、512KBは小型の32ピン・パッケージにも対応しているため、小型・低コストの製品で、洗練されたアプリケーションを実現することができます。

また、CPUの最大動作周波数が64MHzであるため、標準的なエントリ・レベルのマイコンと比較して高速で処理することが可能です。一方、柔軟性に優れたクロック設定が可能なため、限られた消費電力で最適な性能を確保できます。

STM32G0シリーズは、駆動時でも100μA/MHz未満と非常に高い効率を実現するとともに、消費電力の削減とバッテリの長寿命化を実現する省電力動作モードを複数搭載しています。STOPモードでは3~8μA、STANDBYモードでの消費電流はわずか500nAです(いずれもリアルタイム・クロック実行中の3.0V、25°C動作時)。

さらに、アップグレードされたペリフェラルにより、性能・速度・精度が向上しています。内蔵の12bit A/Dコンバータ(2.5MSPS)は、16bit分解能のハードウェア・オーバー・サンプリング機能に対応していす。そのほか、2チャネルD/Aコンバータ、高速コンパレータ、高精度タイマ(分解能7.8ns)も内蔵しています。

また、ユーザ設定が可能なI/Oの増加分に加えて、特許取得済みの電力分配機能を内蔵しており、電源デカップリング用の外付け部品数を低減できるため、部材コストの削減にも貢献します。

内蔵の電磁感受性(EMS)対策機能が強化されていることも、基板面積と部材コストの削減に貢献します。4.5kVを超える高速トランジェント・バースト保護(IEC 61000-4-4に準拠)を実現しているため、フィルタ部品の必要性が軽減され、基板レイアウトを簡略化できます。

また、優れた電磁気特性を簡単に実現できるため、EMC規格への対応が容易となり、製品開発期間の短縮にも貢献します。

STM32G0シリーズには、複数の製品ラインが計画されています。例えば、STM32G071、STM32G071のハードウェア暗号化機能を強化したSTM32G081、マス・マーケット向けバリュー・ライン製品のSTM32G070などが含まれます。

バリュー・ラインのSTM32G070CBT6(48ピン・パッケージ、Flashメモリ容量:128KB)の参考サンプル価格は、約0.69ドルです。

*STM32は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび/またはその他の地域における関連会社の登録商標および/または未登録商標です。

STM32は米国特許商標庁に登録されています。

■STマイクロエレクトロニクスについて

STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。

STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2017年の売上は83.5億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st.com )をご覧ください。

※参考画像は添付の関連資料を参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0497481_01.jpg

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