2019年5月21日(火)

プレスリリース

IDC Japan、国内データセンター内のAIシステム数予測を発表

2018/11/28 12:30
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発表日:2018年11月28日

~AIの消費電力が国内データセンター全体の4.8%に(2022年)~

国内データセンター内のAIシステム数予測を発表

・国内データセンター内のAIシステム数は、2018年末から2022年末に3.6倍になる(ラック本数ベース)

・国内データセンター内のAIシステムの消費電力は、2022年には国内データセンターの消費電力全体の4.8%を占める見込み

・データセンター内のAIシステム数が増えるにつれて、冷却システムのイノベーションが重要になる

IT専門調査会社 IDC Japan株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内データセンター(DC)に設置されるAI(人工知能)システムの数の予測を発表しました。これは、GPU(Graphics Processing Unit)などのアクセラレーターを搭載したAI向けの高性能サーバーのうち、データセンターに設置されるものを、サーバーラックの本数で推計した結果です。

これによると、2018年末時点の国内DCに設置されているAIシステムは3,141ラックになる見込みで、2022年末時点には11,179ラックと、3.6倍になるとIDCでは予測しています。AIスタートアップ企業でグーグルやAWSが提供するクラウド型のAIサービスの利用が拡大するために、商用の事業者DCにおける設置が増える見込みです。また、それと同時に、製造業やサービス業などの企業で実際のビジネスデータを利用したAIシステムの活用が進み、企業内DCに設置するケースも増加するとIDCではみています。これは、顧客情報など機密性の高いデータをクラウド上で処理することに抵抗感を抱く企業があるためです。

AIシステムでは、学習フェーズの処理における消費電力と発熱量が大きくなる傾向があります。国内DCに設置されるAIシステムの消費電力は、2018年に国内DC消費電力全体の1.3%ですが、2022年には4.8%を占めるものとみられます。(ただしここで言う消費電力とは定格消費電力のことで、実際に使った電力量ではありません)

国内で新設されているDCの1拠点あたり電力キャパシティは増加傾向にあり、AIシステムの設置拡大に対応できるような設備仕様になりつつありますが、今後は冷却システムの見直しが必要になります。従来の空調設備では能力が不足し、冷却に必要な電力コストも過大になる可能性があるためです。「冷却水や冷却液を使った排熱など、冷却方式のイノベーションに備えて様々な実証実験を急ぐべきである」と、IDC Japan ITサービス リサーチマネージャーの伊藤 未明は述べています。

今回の発表はIDCが発行したレポート「2018年 国内DX指向型データセンターファシリティ動向:エッジコンピューティングおよびコグニティブ/AIシステム」(JPJ43368618)( https://www.idcjapan.co.jp/Report/DataCenter_Facility/jpj43368618.html )にその詳細が報告されています。本レポートでは、AIシステム数の予測の他に、IoTで利用するエッジコンピューティングの拠点となるデータセンター数も推計しています。

(※詳細についてはIDC Japanへお問い合わせ下さい。)

■レポート概要はこちら

・2018年 国内DX指向型データセンターファシリティ動向:エッジコンピューティングおよびコグニティブ/AIシステム

https://www.idcjapan.co.jp/Report/DataCenter_Facility/jpj43368618.html

*参考資料は添付の関連資料を参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考資料

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0496745_01.JPG

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