2018年12月17日(月)

プレスリリース

東大など、「ゲノム編集」遺伝子を発見するソフトを開発-大規模ゲノムデータから周期的なリピート配列を高速探査

2018/10/12 15:15
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発表日:2018年10月12日

「ゲノム編集」遺伝子を発見するソフトウェアを開発

1.発表者:

森 秀人(東京大学先端科学技術研究センター 交流研究生/慶應義塾大学政策・メディア研究科 博士課程 1年)

谷内江 望(東京大学先端科学技術研究センター 合成生物学分野 准教授)

2.発表のポイント:

◆大規模ゲノムデータから周期的なリピート配列を高速探査するソフトウェアを開発しました。

◆近年ゲノムの配列を書き換える技術として発展している「ゲノム編集」技術に関連する遺伝子や、構造タンパク質遺伝子、微生物の進化に重要であると考えられる周期的なDNA、タンパク質アミノ酸配列を網羅的かつ正確に捕捉できるようになりました。

◆世界的にゲノム編集技術の知的財産競争も熾烈な中、新たなゲノム編集関連遺伝子の発見につながることが期待されます。

3.発表概要:

近年様々な生物種の染色体DNA配列を人工的に書き換えることができるゲノム編集技術の研究開発が世界的に進んでいます。東京大学先端科学技術研究センターの谷内江 望准教授と慶應義塾大学先端生命科学研究所の冨田 勝教授らによる研究グループは、CRISPR(注1)、ジンクフィンガーヌクレアーゼ(ZFN:注2)、TALE ヌクレアーゼ(TALEN:注3)など全てのゲノム編集技術の基礎となった遺伝子が反復的なDNA配列やタンパク質アミノ酸配列を持つことに注目し、大規模ゲノムデータから多様なリピート配列を高速探査するソフトウェア「SPADE(Search for Patterned DNA Elements)」を開発しました。SPADEによって正確に既知のゲノム編集関連遺伝子、構造タンパク質遺伝子、微生物進化に重要であると考えられる周期的なDNA配列を網羅的かつ正確に捕捉できるようになりました。世界的にゲノム編集技術の知的財産競争も熾烈な中、本研究によって新たなゲノム編集関連遺伝子や新規機能をもった遺伝子の発見、ゲノム進化の新しいメカニズムの研究が加速することが期待されます。本成果は10月10日付で「Nucleic Acids Research」に掲載されました。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0493037_01.pdf

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