ボルグワーナー、中国の長城汽車の新型電気自動車向けに高性能電動ドライブモジュールを提供
発表日:2018年10月11日

ボルグワーナー、長城汽車の新型電気自動車向けに高性能電動ドライブモジュールを提供
・電動モーターに「eGearDrive(R)」トランスミッションを統合し、高効率かつ快適なドライビング体験を提供
・組み込みやすいコンパクトな設計で小型車のトレンドに対応
・現地生産と現地サービスで中国のEV市場の成長を支援
ボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:フレデリック・リサルド/Frederic Lissalde)は、中国の大手自動車メーカーである長城汽車(Great Wall Motor:GWM)の電気自動車(EV)「2018 C30」および「ORA」ブランドに、ボルグワーナーの高性能電動ドライブモジュール(eDM)を提供します。2018 C30 は、eDM テクノロジーを搭載する中国初の EV モデルとなります。一方、ORA は 2018 年の北京モーターショーで発表された新エネルギー車市場向けの GWMの新しい戦略的 EV ブランドです。電動モーターと eGearDrive(R)トランスミッションを統合した設計であるeDM は、軽量化、コストとスペースの削減、搭載の簡略化によって効率を大きく改善し、電気自動車のパワーと快適さの向上というニーズに応えます。
業界をリードする eGearDrive トランスミッションと高電圧ヘアピン(HVH)電動モーター技術を統合したボルグワーナーの eDM は、ピュアーEV およびハイブリッド車(HEV)に一次駆動または二次駆動を供給します。高精度のギアトレインとアルミハウジングの簡素なコンポーネントを備えた eDM は、パワー、トルク、ボリューム、効率をバランスよく実現した軽量かつコンパクトな設計となっています。HVH 電動モーターは、最大トルク 315Nm、最大回転速度 10,600rpm を実現します。eDM は、高効率のモーターとトランスミッション、卓越したトルク出力、静音性を備え、ドライバーや同乗者に静かでスムーズなドライビング体験を提供する先進技術です。
ボルグワーナー・パワードライブシステムズの社長兼事業本部長のステファン・デメール博士(Dr.Stefan Demmerle)は、「今年 4 月、新エネルギー車への転換を推進するクレジットスコアリングシステムが開始されました。電動化という自動車業界の全体的なトレンドの中で、中国の EV 市場はさらに成長していくでしょう。当社は、電気モーターと制御モジュールの分野でさまざまな新技術を提供するだけでなく、革新的な製品を現地生産することで、お客様に適正価格でオーダーメイドのソリューションと迅速なサービスを提供します。」と述べています。
※製品画像は添付の関連資料を参照
■ボルグワーナーについて
ボルグワーナー(NYSE:BWA)は、内燃機関、ハイブリッド、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーです。世界 18 カ国 66 カ所に生産・開発拠点を持ち、全世界でおよそ 29,000 人の従業員を擁しています。詳細については、 http://borgwarner.comをご覧ください。
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