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帝国データバンク、出版取次・書店経営業者の経営実態調査結果を発表

2018/9/21 14:45
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発表日:2018年9月21日

特別企画:出版取次・書店経営業者の経営実態調査

出版取次・書店経営ともに減収

~売上規模10億円未満が全体の約9割~

■はじめに

読書の秋。と言っても出版不況と言われて久しい。全国出版協会の発表では、2017年の紙の出版物の推定販売金額は1兆3701億円で、13年連続のマイナスとなっている。一方でIT技術の向上などにより、電子出版販売金額は2215億円(前年比16.0%増)となり、紙から電子への媒体移行が顕著となっている。また、今年は、インターネット上で漫画などを無断で配信する海賊版サイトの利用が拡大し、問題となった。国を挙げてサイトへの対策を講じているものの、縮小傾向にある業界に更なる打撃を与え、今後の動向が注目されている。リアル書店では、6月に東京・六本木の有名書店「青山ブックセンター 六本木店」の閉店が話題となった一方で、特に大手をはじめとする書店では、文房具などの複合型店舗の出店や、雑誌の販売・広告収入に頼らない新しいビジネスモデルを打ち出し、売上増につなげる動きがみられている。

帝国データバンクは、企業概要ファイル「COSMOS2」(約147万社収録)から、2018年8月時点での出版取次及び書店経営を主業とする企業2528社を抽出。総売上高動向、企業実態等を分析した。

◇「書店経営」は店頭販売を行う書店のほかに、中古書店やネット販売も扱う業者も含めている。なお、本文中の「出版取次」は「出版取次業者」を、「書店経営」は「書店経営業者」を表す

■調査結果(要旨)

1. 2017年度の総売上高は2兆5906億3000万円(前年度比4.3%減)となり、2年連続で減収。このうち、出版取次は1兆3860億8900万円(同6.2%減)、書店経営は1兆2045億4100万円(同2.1%減)

2. 売上規模別でみると、「1億円未満」が1071社(構成比49.3%)と全体の約半数を占めた。出版取次、書店経営のいずれの業種も売上高10億円未満の業者が全体の約9割

3. 業歴でみると、「50~100年未満」が1159社(構成比45.9%)で最多。業界として新規参入業者が少なく歴史を持った企業が多い

4. 従業員別では「1~10人未満」が1632社(構成比77.9%)でトップ。出版取次、書店経営それぞれの業態をみてもともに75%以上が「1~10人未満」と少数で運営している

5. 都道府県別では「東京都」が362社(構成比14.3%)でトップ。次いで「北海道」(130社、同5.1%)、「大阪府」(118社、同4.7%)と続く

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0491174_01.pdf

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