2018年12月10日(月)

プレスリリース

東大・京大・名大・理研、自己修復する耐熱性の多孔性結晶の開拓に成功

2018/9/21 3:00
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発表日:2018年9月21日

自己修復する耐熱性の多孔性結晶を開拓

~クラッシャブルゾーンの導入により致命的損傷を回避~

1.発表者:

・山岸 洋(研究当時:東京大学大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 博士課程3年生/現:筑波大学数理物質系 助教)

・佐藤 弘志(東京大学大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 講師)

・堀 彰宏(名古屋大学大学院工学研究科 応用物質化学専攻 助教)

・佐藤 洋平(京都大学高等研究院 物質―細胞統合システム拠点 博士研究員)

・松田 亮太郎(名古屋大学大学院工学研究科 応用物質化学専攻 教授)

・加藤 健一(理化学研究所 放射光科学研究センター 専任研究員)

・相田 卓三(理化学研究所 創発物性科学研究センター 副センター長/東京大学大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 教授)

2.発表のポイント:

◆202℃までの耐熱性を有し、自己修復(注1)する多孔性結晶の開拓に成功しました。

◆無数の可逆的なC‐H…N結合(注2)でできたクラッシャブルゾーン(注3)で致命的損傷を回避できるようになりました。

◆持続性社会の達成に向けた重要な一歩が産業的に有用な多孔性材料の分野で実現が期待されます。

3.発表概要:

山岸洋博士(研究当時:東京大学大学院工学系研究科 博士課程3 年生/現:筑波大学数理物質系 助教)、相田卓三教授(理化学研究所創発物性科学研究センター 副センター長/東京大学大学院工学系研究科 教授)らを中心とした東京大学、理化学研究所、名古屋大学、京都大学の研究グループは、優れた「耐熱性」と「自己修復性」を両立させた多孔性結晶の合成が可能であることを明らかにしました。矛盾するこれら2 つの特性の両立を可能にしたのは、202℃で選択的に崩壊して蓄積した歪みを解消するクラッシャブルゾーンを「可逆的に修復可能な無数のC‐H…N結合」を用いて構築した点にあります。この多孔性材料はガス分離など産業技術分野での活用が期待されます。本研究成果は9 月21 日(金)に米国科学誌「Science」に掲載される予定です。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0491034_01.pdf

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