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SWIFTと全銀協、外国為替円決済制度のマッピング仕様を発表-日銀ネット経由で銀行間決済のエンドツーエンド追跡可能

2018/9/14 11:40
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発表日:2018年9月14日

日本市場インフラも SWIFT gpi による外国送金追跡機能をサポート

東京、2018年9月14日―SWIFTと全国銀行協会(以下全銀協)は、外国為替円決済制度(以下FXYCS)のマッピング仕様について発表しました。本マッピング仕様を利用するFXYCSの直接参加銀行は、日銀ネット経由で外国送金の銀行間決済についてエンドツーエンドでの追跡が可能になることを明らかにしました。この市場慣行により、SWIFTによる外国送金のためのグローバル・ペイメント・イノベーション(以下SWIFT gpi)の機能は、2018年11月にFXYCS上でも有効になります。

2017年にスタートしたSWIFT gpiは、送金の全サイクルでの追跡機能、分単位あるいは秒単位の着金機能及び手数料の全面的な透明性強化を通じてより強固な財務決済管理を提供しています。現地の市場慣行がこの標準的な手順を採用することは、情報の分断化を防ぎ、多くの銀行に所要時間および手続きに関わる費用の削減をもたらします。FXYCSのような市場インフラに参加する銀行間のビジネスルールに基づいたgpi活用によってこれらを達成することが可能になります。

SWIFTの日本代表であるアラン・デルフォッセは、次のように述べました。「本邦の銀行業界は、変化する顧客ニーズに即した迅速な行動により自らに変革をもたらしています。SWIFT gpiに対応したFXYCSにより大手をはじめとした各参加銀行は、追跡機能や今後予定されている取消機能などを通じて外国送金に関する付加価値と管理強化を享受することが可能になります。外国送金に関する取扱いや顧客へのサービス提供にも変化が現れ、SWIFT gpiは日本の銀行が取り組む手順の根幹に位置づけられることになるでしょう。」

SWIFT gpiは現在世界中で実施されているSWIFTの外国送金通信量の30%を占めています。日銀ネット経由で指図送信されるFXYCSがSWIFT gpi対応となることにより、gpi対応通貨として円建て決済(1)が、アジアや世界に広がることが期待されます。

全国銀行協会事務・決済システム部外国為替円決済制度管理室室長の諏訪綾子氏は、次のように述べました。「クロスボーダーペイメントにおける、より一層のスピードと透明性の向上に資するため、今般、全銀協・外国為替円決済制度の26の加盟銀行(gpi参加銀行と非参加銀行を含む)は、SWIFTの2018年スタンダーズリリースと足並みを揃える形で、外為円決済電文で利用する支払指図のマッピング仕様を確定いたしました。これにより、外国為替円決済制度の加盟銀行のうちメッセージへのgpi情報の導入を選択する銀行は、2018年11月から、資金移動業務において本マッピング仕様を活用することができるようになります。」

外国送金が国内や域内の決済システムに到達した時にエンドツーエンドでの追跡機能を可能にするには、FXYCSのような市場インフラの対応が不可欠です。現在SWIFT gpiによる送金を提供している銀行はFedwire、CHIPS、CIPSをはじめとした世界56の市場インフラを通じてgpi送金を実施しています。

FXYCSのマッピング仕様はSWIFTの2018年スタンダーズリリースへの準拠を確実なものにし、ユニークなエンドツーエンド取引リファレンスとして知られるUETRによる追跡用リファレンスを利用した追跡機能の拡大とより効率的な取引を可能にします。現在SWIFTは、FXYCSのマッピング仕様の導入について、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行及び中国銀行(Bank of China)東京支店等の銀行と連携をしています。

デルフォッセは以下のようにも述べました。「フィナンシャルイノベーションに貢献すべく我々SWIFTは、その役割を積極的に推進し日本の銀行と密接に歩んでまいります。11,000の銀行に利用いただいているネットワークを通じ、メンバーが保有する協同組合としての立場に基づきSWIFTは、効率的で安全かつ標準化された外国送金を提供し、日本の決済市場の革新に寄与すべく活動しています。」

SWIFT gpiは、スタート以来世界中で急速に採用されており、一日の取引額は1,000億米ドルを超えています。受取人口座への着金は分単位、多くは秒単位で実施され、世界の上位50銀行のうち49銀行を含む合計210を超える銀行に採用されています。アジア太平洋地域では、70を超える銀行がSWIFT gpiを利用することを決めており、そのうち約半数の銀行は実際に利用を開始しています。2020年末までにSWIFTコミュニティ全体は、世界中でgpiを採用しSWIFTネットワークを利用する10,000の銀行が、外国送金にこのサービスを利用することになるでしょう。

1 国際通貨基金のデータによると、2018年第1四半期における世界の為替準備において日本円はわずか4.81%を占めており、米ドルが62.48%、EURが20.39%となっています。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0490547_01.pdf

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