2018年11月17日(土)

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ルネサスとオープンシナジー、パロット・フォルシア・オートモーティブのセーフ・マルチディスプレイ・コクピットに採用

2018/9/12 11:50
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発表日:2018年9月12日

ルネサスとオープンシナジー、パロット・フォルシア・オートモーティブのセーフ・マルチディスプレイ・コクピットに採用

~ルネサスのR-Carとオープンシナジーのハイパーバイザにより、メータ表示とIVI機能のディスプレイ共有を実現~

ルネサス エレクトロニクス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長兼 CEO:呉 文精、以下ルネサス)と、車載用ハイパーバイザのリーダーである OpenSynergy GmbH .(本社:ドイツ ベルリン、CEO:Stefaan Sonck Thiebaut、以下オープンシナジー)は、ルネサスの SoC (System on Chip) 「R-Car H3」( https://www.renesas.com/jp/ja/solutions/automotive/soc/r-car-h3.html )と、オープンシナジーのハイパーバイザ「COQOS Hypervisor SDK」( https://www.opensynergy.com/coqos-hypervisor-sdk/ )が、パロット・フォルシア・オートモーティブ( http://www.parrotautomotive.com/ )社のセーフ・マルチディスプレイ・コックピットに採用さたことを発表します。R-Car H3上のCOQOS Hypervisor ゲスト OSには、Android(TM)の最新バージョンを搭載しており、AndroidベースのIVI(車載インフォテインメント)と、メータなどの安全に関わるインスツルメント・クラスタ機能をLinuxベースで実行可能です。COQOS Hypervisor SDKはR-Car H3のGPU(Graphics Processing Unit)をAndroidとLinuxで共有化し、アプリケーションを複数のディプレイへ自由に表示することができ、多様で柔軟なコックピットシステムを実現します。

パロット・フォルシア・オートモーティブ社、Director of StrategyであるFrederic Fonsales氏は、次のように述べています。「オープンシナジーのハイパーバイザ技術とルネサスのR-Car H3により弊社のフロントおよびリア・インフォテインメントシステムに安全性とスケーラビリティをもたらすことが出来ました。この技術を採用した弊社初のマルチディスプレイ・コクピットは、欧州のプレミアムカーメーカーにて2019年より生産されます。」

ルネサスのオートモーティブソリューション事業本部、テクニカルカスタマーエンゲージメント統括部長である吉田直樹は次のように述べています。「オープンシナジーとの強力なパートナーシップにより、Android上でIVI機能を実現させる革新的なコクピットソリューションを実現できました。今回、パロット・フォルシア・オートモーティブ社に採用された堅牢で柔軟なハイパーバイザシステムは2019年に生産が開始され、新たな可能性を編み出すでしょう。」

オープンシナジーのCEOであるStefaan Sonck Thiebautは次のように述べています。「COQOS Hypervisor SDKはルネサスのハードウェアおよびソフトウェア仮想拡張機能をフル活用しており、完璧な組み合わせです。オープンシナジーのソリューションは、複数の仮想マシンがマルチディスプレイをフレキシブルに安全に使用できるディスプレイの共有機能等を搭載しています。これにより、お客様により多くオプションを提供すると共に開発期間の短縮を支援します。」

ルネサスの車載向け SoC「R-Car H3」は、統合コクピットやコネクテッドカーに最適な機能と性能を有しています。R-Car H3 のGPUやVideo/Audio用IPには仮想化機能が搭載されているため、ハイパーバイザによる仮想化が可能であり、複数のOSを完全に独立して安全に動作させることができます。

オープンシナジーの最新仮想化技術 COQOS Hypervisor SDKは、LinuxやAndroidのような多目的OSと、リアルタイムOSやAUTOSARに準拠するソフトウェアも同時に1つのSoCで実行できる、安全で効率的に構築されたハイパーバイザです。このハイパーバイザは、R-Car H3の仮想化機能を活かすことにより、R-Car H3の性能を発揮させ、高い信頼性を確保しています。

今回、パロット・フォルシア・オートモーティブ社が開発したコクピットシステムは、信頼性が求められるインスツルメンツ・クラスタ機能を、Linuxベースで行っています。インスツルメンツ・クラスタシステムに対して、Linuxは理想的なOSの一つですが、独自にはASILに対応する事は出来ません。このため、オープンシナジーは、Safe IC Guardを開発しました。これにより、ゲストOSが独立して動作し、信頼性が求められるOSの安全に関わる情報が正しく表示されているかを検証することが可能です。また、COQOS Hypervisor SDKは、すでに「Android P」を含む最新 Android OSの動作をテスト済みであり、IVI機能を3つ目のゲストOSとなるAndroid上で動作させることが可能です。

COQOS Hypervisor SDKは、複数のOSがR-Car H3のGPUを同時に使用したり、複数のディプレイへのアクセスを可能にします。例えば、Android上で起動しているIVIアプリケーションが、Linux上で起動しているインスツルメンツ・クラスタと、ディスプレイを共有化することが可能です。この際に、安全性が重要な情報を妨害しないように、スクリーンマネージャがインスツルメンツ・クラスタ内の画面共有化を管理します。また、COQOS Hypervisor SDKは、R-Car H3のArm(R)Cortex(R)R7 コアで起動するAUTOSARに準拠するCANゲートウェイにも対応しております。これにより車載ネットワークへのシームレスな接続が可能となりました。

以上

※以下は添付リリースを参照

※参考画像は添付の関連資料を参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0490270_02.jpg

添付リリース

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0490270_01.pdf

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