2018年11月15日(木)

プレスリリース

東大、テラヘルツ電磁波で1分子の超高速の動きをとらえる手法を開発

2018/9/4 0:05
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発表日:2018年9月4日

テラヘルツ電磁波で1分子の超高速の動きをとらえる手法を開発

東京大学 生産技術研究所(所長:岸 利治)光物質ナノ科学研究センターの平川 一彦 教授、物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点(理事長:橋本 和仁)の濱田 幾太郎 主任研究員(現 大阪大学 准教授)を中心とする研究グループは、テラヘルツ電磁波で1分子を観測する技術を開発し、超高速の分子振動の観測に成功しました。

※参考画像は添付の関連資料を参照

■発表のポイント:

・波長が100マイクロメートル程度のテラヘルツ電磁波は、分子の構造や機能を調べるのに適しています。しかし、これまでの集光法による観測では、波長に比べて極めて小さい(1ナノメートル以下)1個の分子を測定することは不可能でした。

・原子1個程度の隙間を持つ電極を作り、その隙間に分子1個を捕らえた「単一分子トランジスタ構造」を作製し、この金属電極をテラヘルツ電磁波に対するアンテナとして用いることにより、1分子のテラヘルツ計測を行うことができるようになりました。

・この方法を用いて、1個のC60(フラーレン)分子が超高速に振動している様子を観測することに成功しました。さらにC60分子に電子を1個注入することによる分子振動スペクトルの微細な変化も観測することができました。

・遺伝子やタンパク質の分子レベルの構造や機能の解析、分子レベルの情報に基づいた医薬品の開発など、物理、化学、生物学、薬学などの基礎から応用に関わる広い分野に大きな発展をもたらすと期待されます。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0488564_01.jpg

添付リリース

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0488564_02.pdf

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