2019年7月23日(火)

プレスリリース

STマイクロ、IoT機器の進化を加速させるSTM32マイコンの超高性能バリュー・ラインを発表

2018/8/17 10:35
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発表日:2018年8月17日

STマイクロエレクトロニクス、

IoT機器の進化を加速させるSTM32マイコンの超高性能バリュー・ラインを発表

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、32bitマイクロコントローラ(マイコン)のSTM32(*)ファミリに、STM32F7バリュー・ライン(STM32F730 / F750)およびSTM32H7バリュー・ライン(STM32H750)を追加しました。両製品ラインとも、多様なペリフェラルやセキュリティ保護機能に対応しており、優れた性能とコスト・パフォーマンスの両立が求められるシステムに高い柔軟性を提供します。

新しいSTM32F7 / H7バリュー・ラインは、内蔵Flashメモリ容量を必要最小限に抑えながら、セキュア・ブート、機密性の高いコード、リアルタイム・ルーチンを内蔵メモリから安全に動作させることができます。これにより、外付けFlashメモリと比較して、25倍以上の高速アクセスが可能になります(データがキャッシュにヒットしない場合と比較)。また、シリアルまたはパラレルの外部メモリ・インタフェース(最大32bit)により、メモリを拡張することもできます。Flashメモリ(最大2MB)、RAM(1MB)を内蔵するその他のSTM32F7 / H7マイコンとピン配置互換性があるため、ハードウェアのプラットフォーム構築が可能です。

STM32F7 / H7バリュー・ラインは、STM32F7 / H7マイコンの先進的なペリフェラル、ハードウェア・アクセラレータ、超高速の内部バスを備えたリアルタイム・アーキテクチャ、短時間の割込み遅延、高速ブート(約1ms)などの機能を搭載しています。また、柔軟性の高いパワー・モードによる優れた電力効率、複数の電源ドメイン、および電源制御機能の内蔵により、設計の簡略化と部品コストの低減を可能にします。

セキュアで電力効率に優れたアーキテクチャと、最大2020のCoreMark(R)(1)という処理性能を備えた新しいバリュー・ラインは、産業機器やコンスーマ機器への革新的なIoT技術の導入に最適です。また、最大ジャンクション温度が125°Cのため、周囲の温度が上昇した場合でも、性能を最大限活用することができます。

エントリ・レベルのSTM32F730は、ゼロ・ウェイトFlashアクセスを実現するART Accelerator(TM)により、216MHz動作時に1082というCoreMarkを実現します。また、暗号化用ハードウェア・アクセラレータ、ハイスピードUSB 2.0 PHY内蔵、CANインタフェースなどの機能を搭載しています。さらに、Flashメモリ(64KB)、高速な実行処理を実現する命令キャッシュ(8KB) / データ・キャッシュ(8KB)、システムRAM(256KB)、高クリティカル・ルーチン処理用メモリTCM(Tightly Coupled Memory、16KB+64KB)を内蔵しています。

STM32F750は、グラフィック・アクセラレータChrom-ART(TM)と、TFT-LCDコントローラを備えています。また、ハッシュ・アルゴリズム用ハードウェア・アクセラレータ、CANインタフェース(2チャネル)、イーサネットMAC、カメラ・インタフェース、フルスピードUSB 2.0 PHY内蔵インタフェース(2チャネル)を搭載しています。

メモリは、Flashメモリ(64KB)、命令キャッシュ(4KB)、データ・キャッシュ(4KB)、システムRAM(320KB)、TCM(16KB+64KB)を内蔵しています。

ハイエンドのSTM32H750は、400MHzで2020のCoreMark性能を実現しており、ハードウェアJPEGエンコーダ / デコーダとTFTコントローラに加えて、高度なGUI性能を実現するChrom-ARTアクセラレータを備えています。また、タイムトリガ機能対応CANFDポート(2チャネル)、クラス最高のゲイン帯域幅を持つオペアンプ、最大3.6Mサンプリング/秒で動作する16bit ADコンバータを搭載しています。Flashメモリ(128KB)、命令キャッシュ(16KB) /データ・キャッシュ(16KB)、システムRAM(864KB)、およびTCM(64KB+128KB)には、すべてECC(エラー訂正)が搭載されており、内部メモリまたは外部メモリから安全に実行することができます。

STM32F730、STM32F750およびSTM32H750バリュー・ラインは現在量産中で、各種パッケージ・オプション(LQFP/BGAパッケージ、64ピン~240ピン)で提供されています。単価は、大量購入時に、STM32F730が約1.64ドル、STM32F750が約2.39ドル、STM32H750が約2.69ドルです。

詳細については、販売代理店までお問合せいただくか、以下のウェブサイトをご覧ください。

STM32F7バリュー・ライン

( http://www.st.com/stm32f7vl )

STM32H7バリュー・ライン

( http://www.st.com/stm32h7vl )

*STM32は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび/またはその他の地域における関連会社の登録商標および/または未登録商標です。STM32は米国特許商標庁に登録されています。

(1) CoreMark:組込みCPUの性能を評価するEEMBCの標準ベンチマークです。

※参考画像は添付の関連資料を参照

■STマイクロエレクトロニクスについて

STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2017年の売上は83.5億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st.com )をご覧ください。

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0487868_01.jpg

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