2018年11月20日(火)

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IDC Japan、世界スマートシティ関連テクノロジーの市場予測を発表

2018/8/14 11:35
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発表日:2018年8月14日

世界スマートシティ関連テクノロジーの市場予測を発表

・スマートシティは2018年に全世界で810億ドル、2022年に1580億ドルまで拡大

・ユースケース上位3つは、固定式の映像監視、先進的公共輸送、およびスマート屋外照明

・大都市部へのスマートシティ投資は継続するため、データ主導型のアプローチで製品/サービスを開発すべき

IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1-13-5、代表取締役社長:竹内正人)は、世界スマートシティ関連テクノロジーの市場予測を発表しました。最新版のIDC Worldwide Semiannual Smart Cities Spending Guide( https://www.idc.com/tracker/showproductinfo.jsp?prod_id=1843 )によると、スマートシティ・イニシアティブは2018年に全世界で810億ドル以上のテクノロジー投資を引き寄せ、支出額は2022年に1580億ドルまで拡大します。このSpending Guideでは、スマートシティのさまざまな分野およびユースケースに関連するテクノロジー投資について、詳しく分析しています。

「IDC Worldwide Semiannual Smart Cities Spending Guideの最新版では、大きく踏み込んで、世界中の都市がどのように変革を遂げているか、きめ細かな知見を示しています。取り上げた25のユースケースについて、規模の詳細を伝えるとともに、都市レベルでの支出に関する新しいデータベースを初めて公開しています」と、米国IDC Customer Insights & Analysis Groupプログラムマネージャーのセレナ・ダ・ロルは述べています。さらに続けて「インテリジェントな輸送とデータ主導の公衆安全が引き続き、最大の投資分野ですが、バックオフィスとプラットフォーム関連のユースケースにも、相当な支出額と成長が見られます。いずれも、公表されているほどではないにしても、世界中の都市で密かに増えている現象です」と述べています。

2018年、世界のスマートシティ支出の4分の1近くが集まるとされる大型ユースケースの上位3つは、固定式の映像監視、先進的公共輸送、およびスマート屋外照明です。2022年までに、インテリジェントな交通管理がスマート屋外照明を抜いて第3位に浮上しますが、上位3つのユースケースが支出額全体に占める割合は、5分の1にすぎません。つまり、小規模かつ急成長中のユースケースが次々現れ、限界に近い規模に達しています。特に警察官用ウェアラブルとV2X(Vehicle-to-Everything)は、急成長しますが、現時点ではほとんどの地域でまだ、小規模のレベルからスタートしたところです。IDCが定義する、スマートシティ全体のビジネス機会についての詳細は、IDC Worldwide Semiannual Smart Cities Spending Guide Taxonomy,2H17(US43443919)( https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=US43443919 )に記載されています。

地域別に見ると、中国と日本を含めたアジア太平洋地域が2018年の全世界の支出額の42%近くを占め、アメリカ(33%)、ヨーロッパ、中東、アフリカ(EMEA)(25%)が続いています。国別市場で見ると、スマートシティの支出額が最大なのは米国で(2018年、230億ドル以上)、その次が中国です。3大ユースケースは、全地域にわたる支出額の上位5つに含まれますが、現在、最大級のスマートシティ投資分野に出現している他のユースケースには、米国および中南米のモバイルビデオ撮影/録画、中東およびアフリカ地域のデジタル許可、ライセンス、検査などがあります。

現在、IDCのデータベースで一定の規模がある53都市の支出額は、全世界のスマートシティ支出の15%前後を占め、2018年の投資額で見ると、シンガポール、東京、ニューヨークシティ、ロンドン、および上海が先頭集団です。「都市部への、また、スマートシティおよびコミュニティ計画/プロジェクトへの、民間および公共部門による力強い投資が続くと、IDCでは予測しています」と、米国IDC Government Insights & Smart Cities プログラム バイスプレジデントのルスビー・エスナーは述べています。さらに続けて「これは、さらに競争の激しい市場になることも意味します。このSpending Guideによってソリューションサプライヤーは、データ主導型のアプローチで製品やサービスを開発し、バイヤーのトレンドを理解できるようになります」と述べています。

IDC Worldwide Semiannual Smart Cities Spending Guideでは、スマートシティ・イニシアティブに関連するテクノロジーのビジネス機会について、地域別と世界全体のレベルで数値化して予測しています。スマートシティ全体の市場規模に加え、9つの地域について、5つの戦略的優先分野に広がる25のユースケースに注目した支出額データを掲載しています。この最新リリースより、支出ガイドで補完的な都市データベースを提供し、9つの地域にわたる50以上の都市について、2018年のスマートシティ支出額を示します。ITベンダー各社はこの支出ガイドを利用して、急成長するスマートシティ市場に関する知見と、5年の予測期間における展望を得ることができます。

■IDC Spending Guideについて

IDC Spending Guideは、地域、産業分野、ユースケース、バイヤー、テクノロジーの観点から、主要テクノロジー市場の動向を詳細に分析しています。同ガイドは、ピボットテーブル形式またはカスタムクエリツールによるセルフサービス型サービスとして提供されるため、ユーザーはデータのトレンドや分析対象要素間の関係を表示することで、各市場に関する有益な情報を簡単に抽出することができます。

※本プレスリリースは2018年7月23日の米国IDC(マサチューセッツ州 フラミンガム)による発表の日本語訳をベースとしています。

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