2019年3月21日(木)

プレスリリース

オンコリスバイオファーマ、エピジェネティックがん治療薬OBP-801の新たな領域における特許出願を実施

2018/7/10 17:40
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発表日:2018年7月10日

エピジェネティックがん治療薬 OBP-801の新たな領域における特許出願のお知らせ

当社は、エピジェネティックがん治療薬として研究開発を進めているOBP-801の眼科疾患領域への応用を目的に、特許出願を行いましたのでお知らせいたします。

当社は、現在各種固形がん患者を対象としたOBP-801のPhase I臨床試験を米国で実施すると共に、2016年8月より京都府立医科大学特任講座感覚器未来医療学(以下「京都府立医科大学」)の木下茂教授の研究グループと、同剤の緑内障(*1)手術への応用ならびに加齢性黄斑変性症への応用を検討する目的で共同研究を進めてまいりました。この度,これまでの研究成果をまとめて特許出願をする運びとなりました。特許出願の概要は以下の通りです。

<特許出願の概要>

出願番号:特願 2018-127738

出願日:2018/07/04

名称:眼組織の線維化抑制組成物

概要:本共同研究により、OBP-801が結膜組織の線維化を抑制し緑内障手術後に形成される濾過胞を維持することによる緑内障手術の予後向上、また、網膜色素上皮細胞の線維化を抑制することにより脈絡膜血管新生を抑制することでの加齢黄班変性症への治療効果が、期待されます。本出願は、これらの研究成果に基づいてなされたものであり、OBP-801が眼組織の線維化を抑制するという、新規医薬用途に関するものです。

なお、本件による本年度業績への影響はございませんが、当社は、同剤の新領域での可能性を開拓すると共に、今後もパイプラインの開発促進と知的財産権の強化を図り、医療現場での高いニーズを充足することを目指し、事業活動を展開してまいります。

*1 緑内障:房水(目の中を循環する液体)を眼内から眼外へ排出する機能が低下することによって眼圧が上昇し、視神経が圧迫されて視野狭窄や視野欠損が生じる疾患

<ご参考>

OBP-801は、2009年にアステラス製薬株式会社より導入されたヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤です。HDACの活性を特異的かつ強力に阻害することで、がん細胞におけるがん抑制遺伝子の発現を促し、がん細胞の増殖抑制や細胞死を誘導するなどの抗腫瘍効果を示すことが期待されています。当社では2015年5月より、米国の治験実施医療機関において、他の治療法に抵抗性を示す進行性固形がん患者を対象とした、安全性と予備的有効性等の評価を目的としたPhase I臨床試験を行っております。

以上

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