2019年1月23日(水)

プレスリリース

NICT、特許庁の次期機械翻訳サービスの中核技術としてニューラル機械翻訳(NMT)が採用

2018/7/10 12:10
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発表日:2018年7月10日

特許庁"次期機械翻訳サービス"の中核技術としてNICTの技術が採用

【ポイント】

■特許庁の次期機械翻訳サービスの中核技術としてニューラル機械翻訳(NMT)が採用

■NMTで日本語と英語・中国語との間で高精度翻訳を実現

■NMTの最大の課題の一つである学習時間の短縮を実現

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:徳田 英幸)先進的音声翻訳研究開発推進センターが研究開発したニューラル機械翻訳技術は、日本語と英語・中国語との間で実現した高精度が評価され、特許庁の「次期機械翻訳サービス」の中核技術として採用されました。

【背景】

グローバル化に伴い、特許文献の翻訳ニーズは劇的に増加しています。しかし、人手翻訳ではコストの観点から大量翻訳が難しく、一方で、機械翻訳ではコストは安いものの、文法や語彙に関して日本語と共通点が少ない外国語(例えば、英語や中国語)では、他の外国語(例えば韓国語)に比べ翻訳精度が低い状況にありました。

【今回の成果】

NICTでは、これまで長年にわたり特許庁との連携・協力(*1)を行い、特許文献の高精度機械翻訳の実現に向け研究を進めてきました。また、特許文献を対象に多言語で世界最大規模(数億文)の対訳データを作成し、それに基づくニューラル機械翻訳(NMT)(*2)の構築を行っています。さらに、NICTはNMTのシステム構築時間の短縮について、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)と共同研究(*3)を実施し、マルチノード GPU技術(*4)により数億文の学習が週単位で実行可能な技術を確立しました。

このたび、NICTの技術移転先の一つである東芝デジタルソリューションズ株式会社を介し、NICTのNMTが特許庁の「次期機械翻訳サービス」(*5)の中核として採用されました。本システムは2019年5月に一般公開され、2023年3月まで長期間広く利活用される予定です。

※参考画像は添付の関連資料を参照

【今後の展望】

NICTでは、今後とも上記組織をはじめ幅広い産官学のパートナーと連携しつつ機械翻訳技術を改良し、日本語と多言語との間の翻訳が難しい言語対について海外研究機関の精度を常に凌駕する世界一の精度を維持してまいります。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0484807_01.JPG

添付リリース

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0484807_02.pdf

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