2018年12月16日(日)

プレスリリース

ストラタシス・ジャパン、独アウディ社がストラタシスのフルカラー&マルチマテリアル3Dプリンティング技術を導入

2018/6/12 15:35
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発表日:2018年6月12日

独アウディ社、自動車設計の革新と加速化のため

ストラタシスのフルカラー&マルチマテリアル3Dプリンティング技術を導入

~テールライトカバーの試作リードタイムを、従来比最大50%まで削減~

~鮮明な高精細カラーを再現するStratasys J750 3Dプリンタを活用し、アウディ社ののカラーや質感の厳しい設計承認プロセス要件を満たす透明マルチカラーパーツ生産が可能に~

3Dプリンティングとアディティブ・マニュファクチャリング・ソリューションの世界的リーダー企業であるStratasys Ltd.(Nasdaq: SSYS、以下ストラタシス)の日本法人、株式会社ストラタシス・ジャパン(本社:東京、以下、ストラタシス・ジャパン)は本日、プラスチック3Dプリンティングセンターを擁するアウディ社のプレシリーズセンター(ドイツ、インゴルシュタット)が、設計プロセスの革新と設計検証の加速化のため、世界唯一のフルカラー&マルチマテリアル3Dプリンタ、Stratasys J750を導入すると発表しました。これによりアウディは、テールライトカバー生産における試作のリードタイムを最大50%削減できると期待しています。

※参考画像(1)は添付の関連資料を参照

アウディ社では、新車の生産を開始する前にインゴルシュタットのプレシリーズセンターでそのブランドの物理モデルとプロトタイプを作成し、新しいデザインとコンセプトの全体的な評価を行っています。そのため、製品開発の初期段階で、ホイールカバーやドアハンドル、フロントグリルなど、大半のパーツの割り当てをしておく必要があります。一般的に、新車設計やそのプロトタイプの製作には成形や切削といった従来の手法が用いられますが、今後アウディのプレシリーズセンターでは、プラスチック3Dプリンティング技術が自動車設計プロセスにおける重要な役割を担うようになります。これにより、担当チームは従来のプロセスの限界を超え、設計検証を加速化させることが可能になります。

テールライトカバーについても、担当チームはこれまで、切削や成形などの手法で個々のパーツを作製していました。マルチカラーのテールライトカバーは、単一パーツとして作ることができず、それぞれ異なるカラーの複数パーツを作製し組み立てる必要があるため、従来の手法では大変な手間がかかっていました。このような時間のかかるプロセスは設計検証を長引かせ、ひいては製品化が遅れる原因となります。

■よりリアルなカラーを再現するマルチマテリアル・プロトタイピングが設計を加速化

プロセスを合理化する中で、アウディプラスチック3Dプリンティングセンターでは、ストラタシスのフルカラー&マルチマテリアル3Dプリンタ、J750の導入を決定しました。これにより、全面的に透過性のあるマルチカラーのテールライトカバーを一度のプリントで作成できるようになります。これまでのような複数の手順を必要とする煩雑なプロセスはもう必要ありません。50万色以上の組み合わせが可能なJ750では、アウディ社の設計承認プロセスの厳しい要件に適合する、高精細カラーで、さらに様々な質感を再現する透明パーツを3Dプリンティングで作成することができます。

「当社(アウディ社)のお客様にとって、購入決定において最も重要なことの一つはデザインです。ですから、自動車開発のコンセプト作りや設計のフェーズでは、最高の品質基準を忠実に守らなければなりません。そのためには、デザイナーによるカラー指示に忠実でかつ透明性があり、ゆがみのない精工なパーツ形状を再現した、最高品質のプロトタイプが必要とされます。設計通りの質感とカラーを再現できるストラタシスのJ750 3Dプリンタは、私たちに大きな強みをもたらしてくれます。設計通りの質感とカラーをプロトタイプとして再現できることは、コンセプトの承認を得て生産へと進める上で欠かせないものです。特に透明パーツに関しては、当社の基準を満たす技術は今のところこの3Dプリンティング以外にはありません」と、アウディプラスチック3Dプリンティングセンター長、ティム・スピアリング博士は述べています。

さらにスピアリング博士は、「J750を使用したテールライトカバーのプロトタイプにより、設計検証プロセスを加速化させることができます。テールライトカバーのプロトタイピングプロセスに3Dプリンティング技術を導入することで、最大50%の時間削減を実現できると考えています」とも述べています。

アウディ社では、スピアリング博士と24名のメンバーから成るチームが、プラスチック3Dプリンティングの専門知識やアドバイスの提供から実際の製作まですべてを担当しています。2002年のストラタシスのFDM 3Dプリンタ導入を皮切りに、現在はFDM、PolyJet 3Dプリンタあわせて計10台の3Dプリンタを導入、活用しています。

※参考画像(2)は添付の関連資料を参照

ストラタシスEMEA社長、アンディ・ミドルトンは、「アウディ社による今回の事例は、当社独自のフルカラー&マルチマテリアル3Dプリンティング技術が複数の設計プロセスを合理化し、開発サイクルを急速に加速化することができると実証する好例です。同社がテールライト試作で達成した時間短縮などのメリットを他パーツにも応用すれば、製品化にかかる時間をさらに大きく削減することができるでしょう。アウディ社が開発プロセス全体の効率をさらに高めるために、弊社のFDMおよびPolyJet技術を新しい分野で今後どのように活用してくださるのか、私たちもとても楽しみにしています」と述べています。

アウディ社の試作に活用されたテールライトカバーのStratasys J750 3Dプリンタで造形したモデルは、6月20日から開催される第29回 設計・製造ソリューション展のストラタシス・ジャパンブースにて、最新の3Dプリティングソリューションや国内活用事例とともに展示されます。

■出展概要:

イベント名称: 第29回 設計・製造ソリューション展

開催期間: 2018年6月20(水)~22日(金) 10:00-18:00(最終日のみ17:00)

開催場所: 東京ビックサイト 東ホール

ブース番号: 東3 24-6

プレゼンテーションおよびライブデモンストレーション開催時間:

 各日、10:30-17:00(*)の間、1時間ごと

 * 各セッションのスケジュールは、事前の予告なく変更される場合があります。詳しくはストラタシス・ジャパン( marketing.jp@stratasys.com )へお問い合わせください

Stratasys J750 フルカラー&マルチマテリアル3Dプリンタに関する詳細はこちら:http://www.stratasys.co.jp/3d-printers/production-series/stratasys-j750

Stratasys J750自動車業界向けソリューション紹介ビデオはこちら:https://youtu.be/wnjNJoEJmsI

■ストラタシス・ジャパンについて

ストラタシス・ジャパンは、ものづくりの設計・製造方法に変革をもたらす3Dプリンティングおよびアディティブ・マニュファクチャリングにおけるパイオニアとして、25年以上にわたり業界をリードしてきたStratasys Ltd.(NASDAQ:SSYS)の子会社です。米ミネソタ州ミネアポリスとイスラエルのレホボトに本社を置き、設計や製造に対する新しい発想を推進することにより、多様な産業・幅広い分野のお客様のために貢献しています。当社の3Dプリンティングおよびアディティブ・マニュファクチャリング・ソリューションは、これまでにない設計の自由度や製造における柔軟性を提供し、デザインやコミュニケーションを向上するだけでなく、さらに市場投入までの時間短縮と開発コスト削減を実現することができます。MakerBotやSolidscapeなどの子会社も含め、Stratasysのエコシステムには、プロトタイプやパーツを造形する3Dプリンタ、豊富な3Dプリンティング用マテリアル、Stratasys Direct Manufacturingによるオンデマンドのパーツ造形サービス、戦略的コンサルティングやその他専門的サービスがあり、さらにクラウドコミュニティであるThingiverseとGrabCADでは500万点以上もの無料の設計コンポーネントやプリント可能なファイルが公開されています。Stratasysは世界中に2,700人以上の従業員と1,200件以上の取得済みまたは申請中の製造特許を有しており、その技術とリーダーシップについて30を超える賞に輝いています。

ストラタシスについて、詳しくは http://www.stratasys.co.jp/ または http://blog.stratasys.com/ja をご覧いただくか、もしくはLinkedInでフォローしてください。

Stratasys, FDM, およびPolyJetはStratasys Ltd.の登録商標です。また、J750、FDM およびPolyJetテクノロジーはStratasys Ltd. およびその子会社、あるいは提携会社の商標、もしくは登録商標であり、いくつかの地域においては登録されている可能性があります。その他のすべての商標はそれぞれの所有者に帰属します。

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像(1)

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0482279_01.JPG

参考画像(2)

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0482279_02.JPG

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