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東邦大・東北大など、白亜紀末の巨大衝突クレーターによる生物大量絶滅後数年で生命復活した証拠を発見

発表日:2018年5月31日

白亜紀末の巨大衝突クレーターによる生物大量絶滅後、

わずか数年で生命が復活した証拠を発見

約6600万年前の白亜紀末、恐竜を含む生物が大絶滅した天体衝突で形成されたクレーター内の堆積物を分析したところ、爆心地では衝突後2~3年という極短期間で生物が復活し、少なくとも3万年以内には生態系が繁栄していたことを突き止めました。本研究は、生物絶滅後の海洋生態系の復活に関して重要な示唆を与えます。この成果は英科学雑誌 Natureにて発表されます(報道解禁日:日本時間5月31日午前2時/ロンドン30日午後6時)。

◆発表概要

東邦大学理学部の山口耕生准教授、東北大学災害科学国際研究所の後藤和久准教授、海洋研究開発機構高知コア研究所の富岡尚敬主任技術研究員、千葉工業大学次世代海洋資源研究センターの佐藤峰南上席研究員は、米テキサス大学オースティン校のクリス・ロウリー研究員らと共同研究を行い、白亜紀末の巨大衝突クレーターの形成後ごく短期間で生命圏が復活した事を発見しました。

約6600万年前の白亜紀末、直径約10kmの小天体がメキシコ・ユカタン半島の北部沖に衝突し、環境が大激変して、恐竜を含む生物(当時の約76%)が大絶滅しました。衝突時に形成された直径約200kmのクレーター内部、つまり爆心地での生命圏の復活のシナリオを描くため、国際深海科学掘削計画(IODP)の第364次研究航海による掘削が2016年に行われ、全長800mの柱状試料が採取されました。

白亜紀からの移行期を含む約1m長の堆積岩に焦点をあてて、微化石・生痕化石・化学分析を組み合わせた詳細な研究を行いました。その結果、クレーター内では衝突後2~3年以内という想定外の極短期間で生物が復活し、少なくとも3万年以内には生態系が繁栄していたことを突き止めました。

本研究は、生物絶滅後の海洋生態系の復活に関して、重要な示唆を与えます。

※以下は添付リリースを参照

以上

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0480852_01.pdf

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