2018年8月20日(月)

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東レ素材・エネルギー

東レ、オランダの炭素繊維複合材料メーカーTCAC社の全株式取得で親会社KTC社と合意-小型航空機・自動車用途を拡大

2018/3/15 10:15
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発表日:2018年3月15日

TenCate Advanced Composites Holding B.V.の

株式の取得に関する合意書締結のお知らせ

 

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺 昭廣、以下「東レ」)は、2018年3月14日、オランダの炭素繊維複合材料メーカーTenCate Advanced Composites Holding B.V.(本社:オランダ、以下「TCAC」)の全株式を取得すること(以下「本件」)を、親会社であるKoninklijke Ten Cate B.V.(本社:オランダ、以下「KTC」)との間で合意しました。

 なお、東レとKTCは、オランダの法律で定められているWorks Councilとの協議終了の後、速やかに本件に関する株式譲渡契約を締結する予定です。

 また、本件の実行は、規制当局の承認取得等を前提にしています。

1.本件の目的

(1)背景

 世界の炭素繊維事業分野は、航空機用途や風力発電用風車翼用途をはじめとした環境・エネルギー関連用途が需要をけん引し順調に拡大しています。航空機業界では、中・小型の単通路機の需要が大きく伸長しており、今後これらをターゲットにした次世代航空機の開発が本格化することが予想されます。生産機数が多い中・小型機には、部材成形の効率化などによりトータルコストダウンが可能となる熱可塑プリプレグの採用が一層拡大していくことが想定されます。

 当社が2017年度より進めている中期経営課題「プロジェクト AP-G 2019」では、地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に貢献する「グリーンイノベーション事業拡大(GR)プロジェクト」を全社的に推進していますが、その主要な事業の一つとして炭素繊維事業の事業拡大と市場開拓を進めています。当社は既に航空宇宙用途向け炭素繊維事業分野において多くの取引を行っていますが、今後更なる拡大が見込まれる航空機用途需要に対応するために、従来の熱硬化プリプレグに加えて、熱可塑プリプレグなどより多様な分野での一層の技術開発と拠点整備が課題となっておりました。

(2)本件の目的

 今回、買収を決めたTCACは、欧米に主要製造拠点を有するプリプレグメーカーで、同社の材料は航空宇宙用途において、熱可塑性樹脂及び高耐熱熱硬化性樹脂材料を中心に幅広い採用実績を有しています。特に熱可塑性樹脂を用いた炭素繊維基材のグローバルリーディングカンパニーです。今回の買収により、TCACが得意とするこのような製品群に対し、当社が強みを有する幅広い炭素繊維技術や、ポリマー技術など投入することで、大きなシナジーを期待でき、さらに両社の商流を融合させることで、顧客に対してより幅広いラインナップを提案することができます。小型航空機向け市場拡大に迅速に対応し、中長期的には自動車用途などの産業用途に向けて、一層の事業拡大を図ります。

 ※以下は添付リリースを参照

 

 

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0474339_01.pdf

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