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小野薬品、オランダMerus社と創薬提携契約を締結

2018/3/14 17:30
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発表日:2018年3月14日

オランダ Merus社と創薬提携契約を締結

小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区;代表取締役社長:相良 暁、以下、当社)とMerusN.V.社(オランダ、ユトレヒト市;CEO:Ton Logtenberg、Ph.D.、以下、Merus社)は、自己免疫疾患領域での治療薬候補となる二重特異性抗体を創製することを目的とした創薬提携契約を締結しましたので、お知らせいたします。

当社とMerus社は、2014年4月、自己免疫疾患領域での治療薬候補となる二重特異性抗体を共同で創製する最初の創薬提携契約を締結しており、2016年にはその提携に基づき創製された二重特異性抗体のうち1つを開発候補化合物として選定しています。今回、当社はその契約に定められたオプション権を行使し、新たに創薬提携契約を締結しました。

今回の契約締結により、当社はMerus社に対して、契約一時金を支払うとともに、提携期間中の研究資金を提供します。また、当社は、研究開発の進捗に応じたマイルストンや、本提携から生じた製品が上市された場合、売上高に応じた1桁台半ばの料率のロイヤルティをMerus社に支払います。当社は今回の提携により創製される抗体を全世界で独占的に開発、製造および販売する権利を有します。

当社の執行役員 研究本部長である巾下広は、「小野薬品は、ヒトの完全長二重特異性抗体治療薬を創出するMerus社が保有する技術を高く評価しています。今回の提携により、自己免疫疾患領域において高い有用性を持つ次世代医薬品の創製につながることを期待しています」と述べています。

Merus社の最高経営責任者であるTon Logtenberg氏は、「Merus社はがん領域における革新的な治療薬候補パイプラインの強化を進めています。その一方で、今回の小野薬品との提携のように、パートナーとの協働によって、Merus社のBiclonics(R)創薬プラットフォームが、未だ充分に満たされていない他の疾患領域における治療薬の創製に活かされることを大変うれしく思います。」と述べています。

■Merus社について

Merus社は、革新的なヒト二重特異性抗体治療薬(Biclonics(R))を臨床開発する企業です。

Biclonics(R)は、2種類の抗原に同時に結合する二重特異性抗体であり、ヒト完全長IgGの構造をもとにしています。Biclonics(R)は、業界標準の工程で製造できるとともに、半減期が長く抗原性が低いなど、一般的なヒトモノクローナル抗体と同等の性質を有していることが、非臨床試験および臨床試験で示されています。Merus社の最も開発が先行している二重特異性抗体治療薬候補であるMCLA-128は、転移性乳がんの2種類の患者集団を対象に併用療法で第II相試験が実施されており、胃がん、卵巣がん、子宮内膜がん、非小細胞肺がんを対象として欧州で第I/II相試験が実施されています。2番目に開発段階が進んでいるMCLA-117は、急性骨髄性白血病を対象として第I相試験が実施されています。また、Merus社は、がん幹細胞に結合し、大腸がんや他の固形がんを治療候補とするMCLA-158など、非臨床段階に複数の二重特異性抗体治療薬候補パイプラインを有しています。Merus社の詳細については、http://www.merus.nl/をご覧ください。

以上

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