2019年4月24日(水)

プレスリリース

大日本印刷と図研エルミック、IoTのセキュアな通信環境を構築するVPNのライセンス契約を締結

2018/3/2 10:55
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発表日:2018年3月2日

大日本印刷図研エルミック IoTのセキュアな通信環境を構築するVPNのライセンス契約を締結

情報セキュリティ性の高いIP監視カメラやビューワーの開発に向け協業

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 以下:DNP)と図研エルミック株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:朝倉尉)は、DNPが開発した、インターネット上でセキュリティ性の高い機器間の通信環境を構築するVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)サービス「DNP Multi-Peer VPN」のライセンス契約を締結しました。

図研エルミックは、PCやモバイル端末で動画を視聴するためのマルチOS対応ビューワーソフトウェアの開発環境である「Ze-PRO SCP」を提供しています。今回のライセンス契約締結により、「Ze-PRO SCP」に「DNP Multi-Peer VPN」を組み込むことで、「Ze-PRO SCP」ユーザーがビューワーを開発する時点でVPN機能を実装することが可能になります。また今後、図研エルミックは、昨今IoT(モノのインターネット)化への動きが進むFA(ファクトリーオートメーション)系、車載系システムの開発に携わる顧客に対しても、積極的に提案していきます。

【ライセンス契約締結の背景】

図研エルミックは、動画のストリーミングを行うための通信規格であるRTP規格や、IP監視機器の通信規格であるONVIF規格のプロトコルスタックをミドルウェアライブラリとして提供しており、国内でも監視カメラシステムを中心に多くの搭載実績を有しています。

これらの実績を背景に、OS(Windows、Android、iOS)を問わずにビューワーソフトウェアが開発できるソフトウェア開発環境「Ze-PRO SCP」を、主に監視カメラ開発者をターゲットに昨年6月より提供しています。

しかしインターネット上で監視カメラ映像を通信する際には、映像の流出や不正アクセス対策など、情報セキュリティの確保が重要です。「Ze-PRO SCP」に「DNP Multi-Peer VPN」を予め組み込み、顧客に提供することで、ビューワーの開発段階でセキュアな通信環境を構築し、システム開発にかかる時間とコストを削減します(図)。

※図は添付の関連資料を参照

「DNP Multi-Peer VPN」は、複数のネットワークカメラの自動認証と機器間通信(Peer to Peer通信)を可能にするため、特別なVPN装置を必要とせず、カメラから直接、画像データを安全に送信できます。ソフトウェアをインストールするだけでVPNを実現し、同時に複数のP2P接続が可能となる「DNP Multi-Peer VPN」は、図研エルミックが「Ze-PRO SCP」のメインターゲットとしている、ONVIF準拠のIP監視カメラのソリューションに最適です。

DNPは、ネットワーク経由での各種機器間通信からの情報漏えいリスクの高まりを受けて、2015年より、中継サーバーを介さずに認証機能や暗号化によって通信機器同士のセキュアな通信環境の構築ができる、VPNサービス「DNP Multi-Peer VPN」を提供しています。既にネットワークカメラメーカー大手のアプリケーションとして「DNP Multi-Peer VPN」を提供しているほか、自動車開発時の走行テストデータの通信などに導入されています。

今回、さらに多くのカメラメーカーやカメラを利用する企業に向けて拡販するため、図研エルミックへのライセンス供与に至りました。監視カメラ用途以外にも、図研エルミックのFA分野に向けたカメラと製造機器の連携システムや、車載分野向け通信プロトコルなどの製品をベースとしたFA市場、車載市場に向けた「DNP Multi-Peer VPN」の浸透を目指しています。

図研エルミックでは、3月6日から9日から東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW 2018」でも「DNP Multi-Peer VPN」を紹介します。

【製品情報】

「Ze-PRO SCP」の「DNP Multi-Peer VPN」組み込みパッケージは、本年4月に出荷を開始します。このパッケージは、顧客が自らビューワーを開発するための開発環境ですが、顧客に代わって図研エルミックがVPN付きビューワーを開発する受託サービスも提供します。

また、図研エルミックでは自社製品との組み合わせに限らず、このパッケージ単体での販売も予定しており、システムレベルでの提案も行っていきます。

◆DNPについて

DNPは、高いセキュリティ性が求められる金融機関向けICカードの製造・発行などを通じて培ったノウハウを活かし、オフィスや工場のセキュリティ体制構築、内部情報漏洩対策など、情報セキュリティ関連の製品・サービスを数多く提供しています。また近年、脅威となっているサイバー攻撃に対しても、サイバーセキュリティ対策の要員を養成する「サイバーナレッジアカデミー」の運用のほか、未知のマルウェア対策ツール、システムの脆弱性診断サービスなど、様々なソリューションを提供しています。今後も、ますます多様化する情報セキュリティ対策の要望に応えるべく、当分野のソリューション拡充を図っていきます。

◆図研エルミックについて

図研エルミックは、東京証券取引所第二部に上場しており、資本金は5億円です。

組み込みシステムに必要なネットワーク・画像・通信関係の先端技術を、ミドルウェアライブラリやモジュールなど、お客様が使いやすい素材に変えて提供します。自社技術の核であるネットワーク技術を、ネットワーク監視カメラ、FA、そして車載機器を中心に展開しています。

・本文中の会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0473219_01.jpg

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