2019年1月16日(水)

プレスリリース

帝国データバンク、大学発ベンチャー企業の経営実態調査(2018年)結果を発表

2018/2/23 15:25
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発表日:2018年2月23日

特別企画:大学発ベンチャー企業の経営実態調査(2018年)

大学発VB、設立後初の黒字化まで平均5.1年

~調査開始後初の1000社超判明、10社に1社が「東大発」~

●はじめに

2017年の産学連携は、2016年春に出された「産業界から大学などへの投資を3倍に」という官民合意の目標のもとで、大学発ベンチャー企業(VB)への投資や事業提携が相次いだ。地域金融機関では、地域経済浮揚のエンジンとなることが期待される大学発VBへ積極的に投資・支援を行うベンチャーキャピタルや投資ファンドを相次いで設立。企業においても、技術開発や事業化への後押しを目的とした大学発VBとの共同開発や業務提携、コーポレートベンチャーキャピタルによる出資が多くみられた。

こうしたなか、文部科学省は2017年8月に、国立大学における大学発VBの株式について、長期保有を認める通知を発表した。これにより、新たな収入源の柱として期待できる大学発VBの創出に本格的に注力する大学も出てくるなど、産学連携が転換期を迎えている。

そこで、帝国データバンクは大学発ベンチャー企業1002社について、経営実態を調査・分析した。さらに、大学発VBの倒産および休廃業・解散動向について分析した。

「大学発ベンチャー企業(VB)」は、帝国データバンクが保有する信用調査報告書ファイル「CCR」(約180万社収録)および2018年2月時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録)、並びに外部情報などを基に1002社を抽出した。

■大学発ベンチャー企業(VB)とは、以下の要件のいずれかに準ずる企業と定義した

(1)大学で達成された研究成果に基づく特許や新技術・ビジネス手法を事業化する目的で新規に設立された企業

(2)創業者の持つ技術やノウハウを事業化するために、設立5年以内に大学と共同開発等を行った企業

(3)既存事業を維持・発展させるため、設立5年以内に大学から技術移転等を受けた企業

(4)大学教授や教員・生徒による起業、その他大学と深く関連のある企業

●調査結果(要旨)

1.2018年2月時点で、大学発ベンチャー企業(VB)は1002社判明し、2013年の調査開始以降で初めて1000社を突破した。創出大学別にみると、最多は「東京大学」の108社となり、10社に1社が「東大発」となった

2.業種別にみると、最も多かったのはロボットや人工知能(AI)、ソフトウェアの開発や、医療・ヘルスケアなどの分野を含む「サービス業」の508社(構成比50.7%)

3.売上高合計は2327億1900万円となり過去10年間で最高、2007年から2倍超の規模となった。また、設立後初めて黒字化するまでに要した年数は、平均で5.1年となった

4.2017年の「倒産」は9件、「休廃業・解散」は12件判明した

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0472488_01.pdf

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