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長瀬産業、有機ELベンチャー Kyuluxに5億円を出資

2018/2/19 11:40
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発表日:2018年2月19日

有機ELベンチャー Kyuluxに5億円出資

~世界初の技術をサポート、市場参画へ~

長瀬産業株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:朝倉 研二、以下「長瀬産業」)は、株式会社Kyulux(本社:福岡市西区、代表取締役社長:安達 淳治、以下「Kyulux」)が第三者割当増資により発行した株式を取得しましたので、下記のとおりお知らせいたします。

Kyuluxは、これまで有機ELディスプレイの弱点とされてきた「高コスト・低寿命・電力消費効率の悪さ」を改善する世界初の技術を保有しており、化学分野における長瀬産業の長年のノウハウ、ディスプレイ業界での幅広いネットワークを生かしてグローバルな事業展開を目指します。

    記

1. 株式取得目的

当社の電子資材事業部は、スマートフォン・タブレット・ウェアラブル端末のブランドオーナーおよびディスプレイメーカー向けに化学をベースとした光学系機能材料や電子部品を販売・事業化しており、欧米、東アジア地区を中心にグローバルなネットワークを保有しています。

Kyuluxは有機ELディスプレイの発光素子材料を開発・販売するベンチャーであり、九州大学の安達千波矢教授が世界で初めて開発に成功した熱活性化遅延蛍光(以下「TADF」)の基本原理特許の実施権を保有しています。このTADFを用いる事で、現在主流の有機ELディスプレイに採用されている「リン光発光方式」に必須の希少金属(イリジウム等)の使用を回避するとともに、これまで内部量子効率25%のまま常用されてきた青色発光素子の効率を100%まで引き上げる事が期待されています。さらにKyuluxは、TADFを応用し、有機ELディスプレイの色純度を高めつつ消費電力を約3割抑制する発光材料「Hyperfluorescence(TM)(ハイパーフローレッセンス)」の特許実施権も保有しています。

有機ELは、液晶に比べて薄型で曲げられるなどの特徴があり、次世代型ディスプレイとして注目が集まっています。長瀬産業は、Kyuluxとの協働により、これまで有機ELディスプレイの弱点とされてきた「高コスト・低寿命・電力消費効率の悪さ」を改善し、有機ELディスプレイ市場のさらなる拡大を目指します。

◆Hyperfluorescence(TM)の従来型発光方式(リン光方式)に対する優位性

[1]ピーク波長での輝度が高い(屋外での視認性向上)

[2]スペクトルの幅は2/3(きれいな発色)

[3]次世代ディスプレイ規格を実現(UHD TV)

[4]電流効率は約1.5倍(消費電力33%低減)

2. Kyuluxの概要

(1)名称:株式会社Kyulux

(2)本社所在地:

 福岡県福岡市西区九大新町4-1

 福岡市産学連携交流センター2号棟227号室

(3)代表者:安達 淳治

(4)設立:2015年3月9日

(5)事業概要:次世代有機EL発光材料の開発・販売

(6)従業員数:30名

以上

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