ブルームエナジージャパン、韓国南東発電のブンダン発電所に「Bloomエナジーサーバー」が採択
発表日:2018年1月9日
韓国南東発電会社のブンダン発電所に「Bloomエナジーサーバー」が採択
ソフトバンクグループで発電事業を行うBloom Energy Japan株式会社(ブルームエナジージャパン、所在地:東京都港区、代表取締役社長:三輪 茂基、以下「Bloom Energy Japan」)は、韓国南東発電会社(本社:大韓民国慶尚南道晋州市、President&CEO:Jae-Won Chang、以下「KOEN」)が実施した盆唐(ブンダン)複合火力発電所(所在地:大韓民国京畿道、以下「ブンダン発電所」)」での燃料電池設備の競争入札において、現地工事会社のSK Engineering&Construction CO.,Ltd(本社:大韓民国ソウル市、CEO,President and Director:Gwang-Cheol Choi、以下「SK E&C」)と共同入札を行いました。その結果8,350kW(8.35MW)のクリーンで高効率な業務用・産業用燃料電池発電システム「Bloomエナジーサーバー」が採択されたことをお知らせします。
「Bloomエナジーサーバー」は都市ガスや天然ガスを燃料とし、発電効率が初期値で60%を超えるクリーンで高効率な固体酸化物形燃料電池(SOFC)で、アメリカ合衆国では画期的な分散型のベース電源としてデータセンターや工場、大規模商業施設、官公庁など、電力の持続的な供給が必要とされる施設での導入が進んでいます。今回Bloom Energy Japanが納入する「Bloomエナジーサーバー」の出力規模は8,350kWで、発電した電力の全量をKOENが個人や企業などの一般顧客に対して販売します。
韓国では、500MW以上の発電容量を持つ発電事業者に対し、一定割合の電力を再生可能エネルギー、または燃料電池を含む新エネルギーで発電することを義務付けるRPS(Renewables Portfolio Standard)制度が採用されています。この履行義務の達成のため、KOENはこのたび「Bloomエナジーサーバー」を導入します。
本件は韓国で初の業務用・産業用固体酸化物形燃料電池(SOFC)の導入事例(※1)で、発電施設内に既設のLNG設備を使用した天然ガス供給により運転を行います。また、Bloom Energy Japan初の日本国外での事業です。
※1 2017年12月 Bloom Energy Japan調べ
Bloom Energy Japanは、高効率で信頼性の高い「Bloomエナジーサーバー」で発電する電力の供給を通じ、日本国内のみならず、海外での災害に強くクリーンな分散型電源の普及に貢献していきます。
*以下は添付リリースを参照
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