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住友重機械、ホウ素中性子捕捉療法の治療計画システム「SACRA planning」でRaySearch社と協業に合意

2017/12/28 16:45
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発表日:2017年12月28日

ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の治療計画システムSACRA planning(R)におけるRaySearch社との契約締結のお知らせ

 

 住友重機械工業株式会社(社長 別川俊介/以下、住友重機械)とRaySearch Laboratories AB/スウェーデン(社長:Johan Lof(◇)/以下 RaySearch社)は、住友重機械が開発するBNCT用治療計画システム“SACRA planning(R)”において協業して行くことで合意しました。住友重機械は、陽子線治療システムでRayStationを既に使用していますが、現在開発中のBNCTにおいても両社の関係が広がることとなりました。RaySearch社との協業により、ユーザに対して最適なBNCT治療計画システムを提供することができると考えています。SACRA planningは、住友重機械が世界に先駆けて治験を実施している加速器BNCT装置とともに、商品化を計画しています。

 ◇社長名の正式表記は添付の関連資料を参照

<BNCTとは>

 BNCT(※)と呼ばれるがん治療法は、がん細胞に取り込ませたホウ素(Boron-10)に熱中性子をあてることにより生じる核反応によって、ホウ素を取り込んだがん細胞を選択的に、破壊する放射線治療法です。原理上、正常細胞は傷つけず、がん細胞だけ死滅させることが可能なため、他の放射線治療とは異なるユニークな治療法です。従来のBNCTは中性子源として実験用原子炉を使っていたため、病院内への設備導入は困難でしたが、住友重機械工業と京都大学原子炉実験所は加速器(サイクロトロン)を用いた中性子照射システムを共同開発することで、病院への設置を可能にしました。このため、今後BNCT普及の第一歩となることが大いに期待されています。

 ※BNCT=Boron Neutron Capture Therapyの略:ホウ素中性子捕捉療法

<RayStationおよびRaySearch社について>

 RayStationは、スウェーデンに本拠地を置くRaySearch社が製造販売する治療計画ソフトウェアです。世界各国で使用され、その機能や性能において、ユーザから高い評価を得ています。柔軟なプラットフォーム環境に、最適化ツールを含む様々な先進的ツールや、各種放射線治療手法・機種を統合しているのが特徴です。X線(DRT,IMRT,VMAT)、陽子線、重粒子線をサポートしており、住友重機械の陽子線治療システムもサポートしています。RaySearch社は、2000年にカロリンスカ研究所(ストックホルム/スウェーデン)からのスピンオフで設立された会社で、先進ソフトウェアの技術開発をベースに、がん放射線治療分野にRayStationを含む様々なソフトウェア製品を供給しています。RayStationのソフトウェア製品は、65カ国以上の2,600以上の施設で使用されています。

 

 

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

社長名の正式表記

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0467477_01.png

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