ニッポンレンタカー、経営戦略の迅速化でフランチャイズ制度を廃止し直営化体制に移行
発表日:2017年12月1日
ニッポンレンタカー
~フランチャイズ制の廃止に伴う直営化について~
東京センチュリー株式会社(以下東京センチュリー、代表取締役社長:浅田俊一)の子会社であるニッポンレンタカーサービス株式会社(以下NRS、代表取締役社長執行役員:荒幡義光)は、1969年の創業以来続くフランチャイズシステムによる制度を本年12月に廃止し、2018年1月よりNRSとNRSの全国の連結子会社による直営化体制に移行いたします。
「所有」から「使用」へといった顧客ニーズの変化やインバウンド需要の増加もあり、レンタカー業界は事業者数・台数・売上ともに拡大を続けております。一方、事業者間の競争は年々熾烈さを増しており、このような環境下、ニッポンレンタカーグループを従来以上に強固な事業体とすることで、よりスピーディーかつダイナミックな事業運営を実現し、その成長・発展を加速させることが必要と判断いたしました。
全国のフランチャイジーおよび地元鉄道・バス会社を中心とするフランチャイジー株主には、長期にわたりフランチャイズ制の運営に力添えをいただいてきましたが、今後も双方の事業協業等を通じ、より発展的な関係強化を進めて行く方針です。
今後、ニッポンレンタカーグループは、2017年11月から本格的に運用を開始した新たなビジネスモデルによるカーシェア事業や、各分野の有力企業との提携による新規事業展開などへの取り組みを通じ、より一層お客さまにご支持をいただけるレンタカー会社となることを目指して参ります。
なお、本件事業運営体制の変更に伴い、東京センチュリーのNRSの議決権比率は88.4%となり、ANAホールディングス株式会社が残りの11.6%の議決権比率を保有することとなります。
以上
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