ユーグレナとオリエンタルエアブリッジ、バイオジェット燃料や崎県離島地域の振興などで資本業務提携
発表日:2017年11月29日
ユーグレナ社とオリエンタルエアブリッジ社との資本業務提携について
~バイオジェット燃料フライトの実現と長崎県離島地域のさらなる振興を目指します~
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充、以下「ユーグレナ社」)とオリエンタルエアブリッジ株式会社(本社:長崎県大村市、代表取締役社長:日野昭、以下「ORC社」)は、このたび、資本業務提携の実施を合意したことをお知らせします。
■ユーグレナ社とORC社について
ユーグレナ社は、2015年12月1日付で、横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、全日本空輸の協力のもと、2020年に向けた国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化計画の始動を発表し、2020年までのバイオジェット燃料による有償フライトを実現することを目標の一つとしています。2017年6月1日からはバイオジェット・ディーゼル燃料実証プラント(以下、「本実証プラント」、図1参照)の建設工事を開始し、2018年10月31日の本実証プラントの完成、2019年前半からの本実証プラントの稼働を予定しています。
ORC社は、長崎空港を拠点として、長崎県内の離島(壱岐、五島福江、対馬)と九州(長崎、福岡)を結ぶ航空路線を運航しています。また2017年10月29日から福岡・宮崎間で新規路線の運航を開始したほか、福岡・五島福江間路線においても増便を行いました(図3参照)。現在運航している各路線では全日本空輸との間でコードシェア(共同運航)を行っています。
■今回の資本業務提携について
資本業務提携において、ユーグレナ社はORC社が実施する第三者割当増資を引き受け、持ち分割合4.7%を取得することに合意しました。今後ユーグレナ社とORC社は、バイオジェット燃料によるフライトの実現に向けて協力していくとともに、双方のブランドや商品・サービスのプロモーション、およびORC社が就航する長崎県離島地域の振興に向けて協力していきます。なお、ORC社は新規路線運航開始に際し、全日本空輸より整備業務をはじめとした各種協力を受けています。
また、ユーグレナ社では、バイオジェット燃料の供給ノウハウおよび利用実績の獲得、ORC社顧客やORC社運航地域に対するユーグレナ社ブランド・商品の浸透、ならびに航空事業に対する知見の獲得を目指します。ORC社は、バイオジェット燃料フライトの実現によるブランドイメージの向上、ユーグレナ社によるORC社運航便およびORC社運航地域のプロモーションへの協力、ならびにユーグレナ社が食品用微細藻類ユーグレナの生産拠点を置く沖縄県八重山地域において培ってきた離島地域振興に関するノウハウの活用などを行っていきます。
■取得する株式等の概要
ユーグレナ社は、2017年12月中にORC社が実施する第三者割当増資を引き受け、同社の普通株式(持分割合 4.7%)を取得し、第3位株主となる予定です。
■今後の見通し
2018年9月期のユーグレナ社連結業績への影響は軽微です。
※リリース詳細は添付の関連資料を参照
以上
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