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帝人、PC/PPコンパウンドの耐熱性・強度に優れた感染性廃棄物収納容器を開発

2017/11/15 15:05
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発表日:2017年11月15日

世界で初めてのPC/PPコンパウンド

耐熱性・強度に優れた感染性廃棄物収納容器を開発

 

 帝人株式会社(本社:大阪市北区、社長:鈴木 純)は、感染性廃棄物収集運搬事業を展開する株式会社日本シューター(本社:東京都千代田区、社長:新井 秀明)の感染性廃棄物処理システム「サイクルペールシステム」向けとして、世界で初めてポリカーボネート(PC)樹脂とポリプロピレン(PP)樹脂をコンパウンドすることにより、耐熱性と強度に優れ、繰り返し使用することができる樹脂製の感染性廃棄物収納容器を開発しました。

1.開発の背景

 (1)医療機関で発生する感染性廃棄物は、一般的にポリプロピレン樹脂製の容器を用いて回収され、焼却・溶融などにより処分されていますが、環境負荷軽減の観点から、加熱滅菌することで繰り返し使用可能な収納容器が求められていました。

 (2)しかし、従来のPP樹脂製の収納容器は耐熱性が低いため、高温で変形しやすく、滅菌処理に対応できないことが課題となっていました。また、強度が低い容器は、注射針など鋭利なものが貫通する可能性もあり、安全性にも問題がありました。

 (3)こうした中、帝人は独自のコンパウンド技術を駆使することにより、高温での滅菌処理に対応可能で、高強度を有する、PC樹脂とPP樹脂とのコンパウンド樹脂を世界で初めて開発し、これにより、日本シューターの感染性廃棄物収納容器の滅菌・リサイクルシステム「サイクルペールシステム」が実現しました。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

2.開発した感染性廃棄物収納容器について

 (1)このたび開発したPC/PP製の感染性廃棄物収納容器は、従来のPP樹脂製の収納容器に比べて耐熱温度が約30℃高く、高温での滅菌処理を100回以上行っても変形することがありません。

 (2)また、従来のPP樹脂製の収納容器に比べて2倍以上の注射針貫通強度があり、回収時の注射針による事故防止につながるなど、安全性の向上に寄与します。

 (3)高温での滅菌処理が可能となり、繰り返し使用できることから、医療機関における感染性廃棄物処理費の削減効果も期待できます。

3.今後の展開

 (1)このたび開発したPC/PP製の感染性廃棄物収納容器は、11月20日~22日に東京ビッグサイトで開催される「HOSPEX Japan 2017」の日本シューターのブースにおいて初めて展示されます。(東4ホール 205ブース)

 (2)日本シューターは、このPC/PP製の感染性廃棄物収納容器を主として医療機関に向けて提案し、積極的に拡販を図っていきます。

 (3)当社は、独自のコンパウンド技術を活かすことにより、顧客ニーズに応える高付加価値樹脂製品の創出を強力に推進しており、今後はこのたび開発したPC/PPコンパウンド樹脂を、医療用途に加え、インフラ用途や住宅用途などへと幅広く展開していきます。

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0463428_01.JPG

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