発表日:2017年11月15日
「大阪企業家ミュージアム」において
AIデジタルサイネージ実証実験を開始
~大商、産総研の協力で、16日から一般公開~
○大阪商工会議所(大阪市中央区、会頭:尾崎 裕、以下:大商)は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(東京都千代田区、理事長:中鉢 良治、以下:産総研)人工知能研究センターの人工知能技術コンソーシアム(以下:AITC)の協力を得て、11月16日から来年1月31日まで、人工知能技術(AI)を搭載したデジタルサイネージを活用した実証実験を行います。
○産総研が開発したAIデジタルサイネージに大阪企業家ミュージアムの展示企業家に関するクイズデータを投入、来館者の回答をAIが分析し、似たタイプの企業家を推薦します。結果は、全回答者の質問と回答に関する選択傾向からAIが自動的に推薦するため、回答数が増えればAIの学習・推論機能が高まり、推薦される企業家も変化することがあります。今回の実験では、100件以上の回答を収集し、AIの学習・推論機能の向上を実証します。
○AIを搭載した製品・サービスの開発には、ビジネス現場からAIの学習データを大量に収集することが不可欠と言われています。AITCには、AIに関する技術交流や情報収集に関心を持つ136社・団体(11月8日現在)が加入し、テーマ別のワーキンググループ(WG)で、実証プロジェクトの立案、試行、協業に取り組んでいます。今回の実証実験は、AIリビングラボWGの協力を得て実施します。大商は、昨年11月からAITC関西支部の事務局を担い、AIのビジネス活用、社会実証・実装を支援しています。
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<実証実験の概要>
■期間:平成29年11月16日(木)~1月31日(水)
■場所:大阪企業家ミュージアム(大阪市中央区本町1-4-5大阪産業創造館地下1階)
■実施主体:大商、AITC
■内容:
産総研が開発したAIデジタルサイネージに、大阪企業家ミュージアムの展示企業家に関するクイズデータを投入、来館者の回答をAIが分析し、似たタイプの企業家を推薦します。クイズは、同ミュージアムが制作した漫画「企業家の人生に学ぶ」シリーズ(江崎利一、石橋信夫、早川徳次、上山英一郎、岩谷直治、久保田権四郎、佐伯勇、鳥井信治郎の8名の企業家が登場)から出題されます。
以上
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<添付資料>
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