野村證券、チカクと協業し「家族とのつながり」を提供する「まごチャンネル」のサービスを開始
発表日:2017年10月3日

野村證券、チカクとの協業で「家族とのつながり」を提供する
「まごチャンネル」のサービスを開始
野村證券株式会社(東京都中央区、代表執行役社長:森田敏夫、以下「野村證券」)と「シニア・ファースト」を掲げるテクノロジー・スタートアップ(※1)の株式会社チカク(東京都渋谷区、代表取締役社長:梶原健司、以下「チカク」)は協業し、野村證券のお客様に、世代と距離を超えた「家族とのつながり」を提供する「まごチャンネル」のサービスを開始することとしました。日本社会の高齢化と核家族化が進むなか、お客様の経済的な課題に対する金融サービスに加え、家族や社会とつながることで得られる豊かさを、新たなテクノロジーの導入で提供する取り組みです。
まず第一ステップとして10月16日より、野村證券は7つの営業店(鹿児島、広島、岐阜、町田、新潟、堺、高松)において、「まごチャンネル」を順次3000台導入します。チカクのIoTプロダクト(※2)である「まごチャンネル」は、専用の機器とアプリを使ってテレビ画面に動画や写真を映し、離れて暮らす家族の日常や子・孫の成長を、世代や距離を超えて家族間で簡単に共有できるコミュニケーション・ツールです。お客様には、「まごチャンネル」を通してご家族間のコミュニケーションが増えることで、より心の豊かさを感じていただけるものと考えています。
このサービスは、野村ホールディングス(代表執行役社長 グループ CEO:永井浩二、以下「野村ホールディングス」)が社会課題の解決を目指し、専門性の高いスタートアップ企業とのオープン・イノベーションに挑戦した野村アクセラレータープログラム「VOYAGER(ボイジャー)」(※3)第1期で採用した企画を、初めて事業化したものです。第一ステップにおけるサービスの提供期間は2017年10月から2018年3月末日までで、それ以降の内容については、期間中にヒアリングしたお客様の声を踏まえて、検討していく予定です。
野村證券とチカクは、「まごチャンネル」を通して、お客様やそのご家族の満足度を高め、豊かな社会の創造に貢献していきます。
※1 技術系のスタートアップ企業
※2 IoT(アイ・オー・ティー)はInternet of Things(インターネット・オブ・シングス)の略で、さまざまなモノがセンサーや通信機能を持ち、インターネットを通じてつながり、相互に制御する仕組み
※3 野村のアクセラレータープログラム「VOYAGER」特設ウェブサイト:
http://accelerator.nomura.co.jp/
【ご参考】2016年11月30日付野村ホールディングス ニュースリリース「野村アクセラレー
タープログラム『VOYAGER(ボイジャー)』の実施と新会社設立の検討について」:
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/holdings/20161130/20161130.pdf
*参考画像は添付の関連資料を参照
<株式会社チカクについて>
株式会社チカクは「シニア・ファースト」を掲げ、今までテクノロジーの恩恵から取り残されてきたシニア世代を巻き込んで、世界中の家族の幸福度を上げることを目指すIoTスタートアップです。VR、AI、ソフトウェア工学の博士号を持つ開発陣を揃え、ハードウェアからソフトウェアまで一気通貫して実装できるチカクの高い技術力と、クラウドファンディングで早期に目標を達成しその後も順調にユーザー数を伸ばしてきた事業ポテンシャルの高さ、そしてこれまで取り残されてきたシニア層とのコミュニケーション活性化という社会性が評価され、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(理事長:古川一夫氏、以下「NEDO」)の助成事業として採択されています。
同社の第一弾プロダクトとして、スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、テレビの大画面とスピーカーを通してインターネットやスマートフォンの利用が苦手なシニア世代でも孫と一緒に暮らしているかのような疑似体験ができる「まごチャンネル」を開発、販売しています。
株式会社チカク:
まごチャンネル:
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