2019年4月23日(火)

プレスリリース

東大、スマホゲームアプリ「Pokemon GO」は労働者の心の健康の保持・増進に有効なことを解明

2017/9/7 18:05
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発表日:2017年9月7日

スマホゲームアプリ「Pokemon GO(◇)」は

労働者の心の健康の保持・増進に有効

◇「Pokemon GO」の正式表記は添付の関連資料を参照

1.発表者:

渡辺 和広(東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻精神保健学分野 博士課程3年)

川上 憲人(東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻精神保健学分野 教授)

2.発表のポイント:

◆昨年リリースされたスマホゲームアプリ「Pokemon GO」を1ヶ月以上継続してプレイした労働者の心理的ストレス反応(注1)が減少することを明らかにしました。

◆これまで事例証拠や専門家の意見のみによるものにとどまっていた、「Pokemon GO」のメンタルヘルスに対する効果を、世界で初めて科学的な研究結果として示しました。

◆様々な世代や特徴を持った人々に広くプレイされる「Pokemon GO」は、労働者のメンタルヘルス改善に大きなインパクトをもたらすことが期待されます。

3.発表概要:

拡張現実を活用した新しいスマホゲームアプリ「Pokemon GO」が及ぼす影響は、その新規性から様々な方面で論じられてきました。しかし、そのほとんどは事例証拠や専門家の意見によるものにとどまっていました。

東京大学医学系研究科精神保健学分野の渡辺和広大学院生、川上憲人教授らは、「Pokemon GO」が労働者のメンタルヘルスを改善する効果に着目し、労働者を対象に調査を実施しました。2015年11月から追跡していた、日本に居住している正社員・正職員の労働者2,530名を対象に、2016年12月にインターネットを用いて、「Pokemon GO」を1ヶ月以上継続してプレイしたことがあるか、および心理的ストレス反応の程度について調査を実施しました。その結果、「Pokemon GO」を1ヶ月以上継続してプレイした労働者(246名、9.7%)は、そうでない労働者(2,284名、90.3%)に比べ、1年後の心理的ストレス反応が有意に減少していました。

本成果は、「Pokemon GO」がメンタルヘルスの改善に及ぼす効果を示した世界で初めての研究です。様々な世代や特徴を持った人々に広くプレイされるスマホゲームアプリを普及させることで、労働者のメンタルヘルス改善に大きなインパクトをもたらすことが期待されます。

なお、本成果はNature Publishing Groupの専門誌「Scientific Reports」に掲載される予定です。

※発表内容などリリース詳細は添付の関連資料を参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

「Pokemon GO」の正式表記

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0456255_01.JPG

発表内容などリリース詳細

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0456255_02.pdf

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