プレスリリース

広島大と京大、筋骨格系を繋ぐ組織の成熟には転写因子Scleraxisが重要な役割を果たすことを解明

2017/3/27 14:45
保存
共有
印刷
その他

発表日:2017年3月27日

筋骨格系を繋ぐ組織の成熟には転写因子 Scleraxis が

重要な役割を果たすことを解明

【本研究成果のポイント】

●腱・靱帯やその連結部にあたる軟骨など、筋骨格系を繋ぐ組織の成熟には、転写因子(※1)Scleraxis (Scx)が必要であることを解明しました。

●今回の結果は、一旦、損傷すると修復が困難な腱・靭帯やその連結部の再生医療につながることが期待されます。

【概要】

広島大学大学院医歯薬保健学研究院 吉本 由紀特任助教、宿南 知佐教授(京都大学ウイルス・再生医科学研究所 客員教授)、京都大学ウイルス・再生医科学研究所 開祐司教授、近藤 玄教授らの研究グループは、腱・靱帯やその連結部にあたる軟骨など、筋骨格系を繋ぐ組織の成熟には転写因子 Scleraxis が必要であることを明らかにしました。

腱・靱帯とその連結部の軟骨は、筋骨格系が一体化した運動器として機能的に働く際に欠かせない役割を果たしていますが、血管網が乏しいため、一旦、損傷すると機能的な回復が難しく、再生医療の標的の一つとなっています。

本研究では、筋骨格系を繋ぐ組織に発現している転写因子 Scx は、その発現が長く持続する腱・靱帯だけではなく、一過性にしか発現しない連結部の軟骨の成熟にも必要であることが明らかになりました。

今回の結果から、Scx の発現を誘導することによって、腱・靱帯とその連結部の軟骨の再生を促進することが出来る可能性が示唆されました。

本研究成果は、ロンドン時間の2017年 3 月22日午前10時(日本時間:2017年3月22日午後 7 時)「Scientific Reports」オンライン版に掲載されました。

*リリース詳細は添付の関連資料を参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

リリース詳細

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0440587_01.pdf

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ速報トップ



[PR]