アップル、サプライヤークリーンエネルギープログラムを部品メーカー「イビデン」に導入
発表日:2017年3月8日

Apple、サプライヤークリーンエネルギープログラムを日本に導入

イビデン、Apple向けの生産を100%再生可能エネルギーで行うことを約束
部品メーカーのイビデン株式会社(以下、イビデン)は、Apple向けの生産を100%再生可能エネルギーで行うことを約束する日本で最初の会社となります。これはAppleと日本にとって新たなマイルストーンとなるものです。イビデンの製品は、Appleのデバイスの中にある半導体パッケージに使われています。Appleではサプライヤーがクリーンエネルギーに移行することを支援していますが、イビデンの約束はその大きな一歩となります。
約束を果たすため、イビデンでは、20以上の再生可能エネルギー施設に投資しますが、この中には国内最大級の水上太陽光発電システムが含まれています。最先端の水上システムは、日本の国土を最も有効に活用するため、元々貯木場であった場所に建設されます。
「再生可能エネルギーへの投資が環境とビジネスの双方に良いことを認識しておられるイビデンのようなサプライヤーとパートナーシップを組むことを誇りに思っています。当社はグローバル事業を100%再生可能エネルギーで行うべく日々努力していますが、その中で、製造パートナーも同じように、よりクリーンなエネルギー源にシフトするようお手伝いをし、他社が後に続くように手本を示すことはこれまで以上に重要になってきています」と、Appleの環境、政策および社会的イニシアティブ担当バイスプレジデント、リサ・ジャクソンは述べています。
イビデンのプロジェクトは、同社のApple向け生産に必要なエネルギーより大きい12MWを超える太陽エネルギーを発電し、日本の国を上げてのCO2排出削減に向けた取り組みをサポートします。
「これらの革新的なクリーンエネルギー投資は、社会的に責任ある経営を経済的に行うことへの当社のコミットメントを示すものです。当社の製品はAppleのデバイスがよりスマートに動作するのに役立っていますが、これからは当社の操業自体もよりスマートなエネルギーで行うことになります。Appleとパートナーシップを組み、日本のクリーンエネルギー目標の達成に向けて先頭に立って協力をすることは私たちの喜びです」と、イビデンの社長兼CEO、竹中裕紀氏は述べています。
Appleとその製造パートナー各社を合わせると、2018年末までに年間25億キロワット時以上のクリーンエネルギーがApple製品の製造のために発電されることになります。これは年間で40万台以上の自動車を道路上から削減するのと同様の効果があります。
Appleは、環境保護に向けて重要な行動をとってきました。化石燃料からクリーンエネルギーへの移行はその最たるものです。今日、Appleは23カ国での操業を100%、全世界で見ても93%の操業を再生可能エネルギーで行っています。
※参考画像は添付の関連資料を参照
【Appleについて】
Appleは1984年にMacintoshを登場させ、パーソナルテクノロジーに革命を起こしました。
今日Appleは、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TVにより世界のイノベーションを牽引しています。
Appleの4つのソフトウェアプラットフォーム――iOS、macOS、watchOS、tvOS――はすべてのApple製品でシームレスな体験を提供するとともに、App Store、Apple Music、Apple Pay、iCloudといった画期的なサービスで人々の可能性を拡げています。Appleの10万人の社員は世界で最も素晴らしい製品を創り出すこと、そして自分たちが生まれてきた世界をさらに良いものとして次世代へ残すことに邁進しています。
2017 Apple Inc. All rights reserved. Apple Inc. All rights reserved. Apple, the Apple logo and Apple Store are trademarks of Apple. Other company and product names may be trademarks of their respective owners.
・iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
参考画像(1)
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0438903_01.jpg
参考画像(2)
関連リンク