15日のJ1 結果と戦評
【浦和1-0広島】浦和が堅い守備で逃げ切った。試合開始早々に奪ったPKをレオナルドが落ち着いて決めて先制。その後は防戦一方で終始守備に追われたが、GK西川を中心に耐えしのいだ。広島は守りに徹する浦和を最後まで崩し切れなかった。
【F東京1-0名古屋】FC東京は前半33分、敵陣でのボール奪取から素早くつなぎ、レアンドロが先制。その後は守備陣が隙を見せず、試合終了間際にアダイウトンがPKを失敗したが逃げ切った。ボールを持つ時間の長かった名古屋は決め手を欠いた。

【C大阪3-1柏】攻守がかみ合ったC大阪が快勝した。開始早々にブルーノメンデスが先制し、堅守で相手の攻撃をしのぐと後半10分にFKからオウンゴールで加点。終盤には速攻から西川がダメを押した。柏は終了間際のオルンガの1点にとどまった。
【大分1-0横浜M】大分が後半に奪った1点を守り切った。後半23分、縦パスに反応して抜け出した高沢がDFの動きをよく見て折り返し、田中達が落ち着いて流し込んだ。その後も組織的な守備で横浜Mの反撃をかわし、得点を許さなかった。

【横浜C4-2湘南】横浜FCが前半の4点で逃げ切った。3分、一美を起点に松浦が先制。15分に松尾が裏を突いて決め、2分後に一美がPKを沈めた。20分は松尾が加点。湘南は前半、守備に統一感がなく終始劣勢。後半にサイドを起点に2点を返した。
【仙台0-0清水】互いに決定力を欠き、無得点で引き分け。多くのチャンスをつくったのは清水だが、前後半ともカルリーニョスジュニオが仕留め損なった。仙台は後半10分に長沢がヘディングシュートを外すなど、好機をゴールにつなげられなかった。
【川崎6-1札幌】川崎が6ゴールで大勝した。前半35分にFKから車屋が頭で先制。後半5分に三笘が加点すると、反撃に出る相手の隙を突いて小林らが得点を重ねた。攻撃的な選手を次々に投入した札幌はジェイの1点どまりで、守備が手薄になった。〔共同〕
