23日のJ1 結果と戦評
【横浜M3-1広島】横浜Mは効果的に3ゴールを奪った。前半44分に中央を崩してマルコスジュニオールが先制。1-1の後半15分にジュニオールサントスが頭で決めて勝ち越し、終了間際にはエリキがダメを押した。広島は後半途中から失速した。

【神戸2-1浦和】神戸が競り勝った。1-1の後半37分、CKのこぼれ球を途中出場の山口が右足で振り抜くと、ゴール左隅に決まって勝ち越しに成功。終盤は浦和の猛攻をしのぎ逃げ切った。浦和は同点に追い付いて以降は、決定機を生かせなかった。
【大分0-0柏】互いに決め手を欠き、引き分け。大分はピッチを広く使って主導権を握ったが、再三の好機で得点できず。それでも強力な相手攻撃陣を堅守で抑えた。柏は終盤の得点機をものにできず、オルンガは連続試合ゴールが7で止まった。
【F東京3-0湘南】FC東京が3ゴールで快勝した。前半37分、左CKから永井が押し込んで先制し、後半39分にワンツーパスで抜け出したディエゴオリベイラが追加点。試合終了間際にカウンターから原がダメを押した。湘南は攻撃陣が迫力を欠いた。

【鹿島1-1G大阪】鹿島が土壇場で追い付いた。押し込んで迎えた0-1の後半ロスタイム、左クロスを犬飼が頭で決めた。G大阪は前半6分に倉田の左折り返しから小野瀬が先制。その後は昌子を中心に堅い守りを見せたが、最後に崩れた。
【C大阪2-1仙台】C大阪が競り勝った。前半19分、坂元の右クロスに走り込んだ清武が右足で先制。1-1の後半15分には坂元のゴールで勝ち越した。仙台は前半終了間際に左CKから蜂須賀が頭で決めて同点としたが、攻撃の精度がいまひとつだった。

【名古屋1-0川崎】名古屋が緊迫した展開で1点を守り切った。前半44分、マテウスの左クロスを金崎が頭で勢いよく合わせて先制。後半は粘り強い守備を続け、体を張って耐えてしのいだ。川崎は多くの好機をつくりながらも、最後まで崩せなかった。〔共同〕