31日のJ1 結果と戦評
【G大阪2-1札幌】G大阪が逆転勝ち。0-1の前半16分に井手口の得点で同点、後半17分には交代出場直後のパトリックがFKに頭で合わせて勝ち越した。札幌は前半、積極的に攻めて9分に先制したが追加点を奪えず、試合終盤の猛攻も実らなかった。

【川崎2-1FC東京】川崎は1-0の後半12分に隙を突かれて同点とされたが、同29分に勝ち越した。三笘がドリブルで左を突破し、そのパスを中村が左足で蹴り込んだ。FC東京はディエゴオリベイラのゴールで粘ったが、守備陣が耐え切れなかった。

【名古屋2-0鹿島】名古屋が快勝した。前半7分、金崎がPKで先制。中谷、丸山を中心にした堅い守備を見せ、後半終了間際にマテウスが加点した。鹿島は前線で起点をつくれず、攻め手を欠いた。後半にファンアラーノが退場したのも響いた。

【柏0-0清水】ともにゴールを奪えずに引き分けた。前半は清水が相手DFの背後を狙ったパスでチャンスを再三つくったが、先制できなかった。柏は後半途中からパスがつながり、神谷や呉屋が決定機を迎えたが、シュートの精度を欠いた。
【湘南1-0横浜FC】互いが後半に攻撃を活性化させ、湘南が競り勝った。後半34分、岡本のパスで裏に抜けた指宿がゴール左に決めた。体を張った守りで終盤の相手の猛攻に耐えた。横浜FCも好機はあったが、シュートがポストに阻まれる不運もあった。
【大分0-0浦和】両チーム得点なく引き分けた。試合は終始大分が支配。両サイドからの分厚い攻撃で好機をつくるも、GKの好セーブなどで決定機を生かせなかった。浦和は右サイドのマルティノスが突破力を見せたが、ゴールを脅かせなかった。

【仙台0-0広島】互いに決め手を欠いた。押し込む時間が長かった広島はサイドを起点に好機を探ったが、ドウグラスがヘディングを外すなど仕留め損なった。仙台は4バックから3バックに変えた終盤に巻き返すも、FKからの決定機を平岡が逸した。〔共同〕