2019年8月25日(日)

首相「整理が不十分」と釈明 加計問題の答弁巡り

2017/7/25 12:24 (2017/7/25 13:28更新)
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参院予算委員会は25日、安倍晋三首相出席のもと、閉会中審査を開いた。首相が24日の衆院予算委で学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を知ったのは今年1月20日だったと答弁したことを巡り、民進党の蓮舫代表は「過去の答弁と整合性がとれていない」と追及した。首相は「整理が不十分だった。厳密さを欠いていた」と釈明。同学園が事業主体に決まった1月20日だと重ねて説明した。

参院予算委で民進党の蓮舫代表の質問に答える稲田防衛相(25日午前)

参院予算委で民進党の蓮舫代表の質問に答える稲田防衛相(25日午前)

蓮舫氏は加計問題について「国民の疑惑が晴れていない」などと指摘。首相は「省庁間の調整は第三者が入らず、これは言った、言わないということになっている。ここには改善すべき点がある」と語った。

蓮舫氏は首相が学部新設計画を把握した時期について、6月の参院決算委などで同学園が愛媛県今治市とともに特区に申請した段階だと答弁していた点を問題視。「(それは)1月20日ではないのではないか。記憶を呼び戻してほしい」と迫った。

首相は「加計学園から国家戦略特区の事業者として応募があったのは1月10日だった」としたうえで、自ら議長を務める特区諮問会議にかかったのは申請を決定する1月20日だったと説明。「議長として申請を決定する段階で計画を承知した」と語った。

獣医学部新設をめざしていた今治市が2015年に特区申請したのは把握していたものの「その時点では事業主体が誰かについて今治市から説明はなく、加計学園の計画は承知していなかった」と弁明した。

首相は同学園の理事長を務める加計孝太郎氏について「政治家になるずっと前からの友人だ。しかし、その立場を利用して何かをなし遂げようとしたことはただの一度もない」とも強調した。自民党の青山繁晴氏への答弁。

予算委では南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題も論点となった。蓮舫氏は稲田朋美防衛相の罷免を重ねて要求。首相は「再発防止を図ることで責任を果たしてほしい」と拒否した。そのうえで「閣僚の任命責任は総理大臣である私にある。閣僚への厳しい指摘は私自身、真摯に受け止めないといけない」と述べた。

日報を巡っては陸上自衛隊が「廃棄した」と説明しながら保管していた問題が発覚。稲田氏がデータ残存の報告を受け、非公表にするよう指示したかどうかが焦点になっている。

首相は防衛省が特別防衛監察を実施しているのを踏まえ「早期に事実関係の全容を解明し、説明責任を果たしていく」と強調。稲田氏の管理責任などが問われていることは「大臣自身が記者会見の場で説明責任を果たすべく努力していく」と述べた。

蓮舫氏は稲田氏に「防衛省を統制できているのか」とも追及。稲田氏は「やるべきことはやってきた」と訴え、文民が自衛隊を指揮監督する「文民統制」はとれているとの認識を示した。

閉会中審査は24日の衆院予算委員会に続く開催。参考人として前川喜平・前文部科学次官や加戸守行・前愛媛県知事らが出席した。

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