武田、事業選別大胆に 重要子会社を売却
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武田薬品工業が選択と集中を進める。創業家との関係も深い重要子会社、和光純薬工業を富士フイルムホールディングスに売却する一方、カナダの製薬大手と胃腸薬事業の買収交渉に入った。外資製薬大手から迎えたクリストフ・ウェバー社長の下、かつてなら考えられない構造改革が進む。M&A(合併・買収)で巨大化する世界の大手との差を縮めたいウェバー社長の危機感がにじむ。
「まさか和光純薬まで売るとは。外国人社長だから
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