16年の訪日外国人観光客、最高の2403万人 22%増、政府発表
石井啓一国土交通相は10日午前の閣議後記者会見で、2016年に日本を訪れた外国人旅行者数は推計で前年比22%増の2403万9000人だったと発表した。前年を上回ったのは5年連続。アジアからの旅行者が引き続き増えた。
菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で「昨年は円高や災害発生など訪日外国人の勢いを心配する見方もあったが、増加の勢いはまだ続いている」と述べた。
政府は「2020年に4000万人」の目標を掲げている。菅氏は「足元の勢いが止まることがないように様々な対策を打って4000万人の目標を実現したい」と語った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕