日本株、基調一変 内閣改造で息吹き返すか
証券部 川路洋助
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「凪(なぎ)」のような地合いだった東京株式市場のムードが2日、一変した。日経平均株価が約7カ月ぶりの高値をつけたほか、売買代金も活況の目安となる2兆円に迫った。目を引くのが物色対象の変化だ。中小型株が中心だった前日までと打って変わって、メガバンク3銘柄や証券株などが売買代金上位に入った。3日の内閣改造への期待に加え、日銀が追加緩和で政府にエールを送るとの思惑が台頭し、金利敏感株を中心に主力株買いが...
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