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19日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比9円69銭(0.27%)高い3593円03銭となり、連日で年初来高値を更新した。2018年12月5日以来およそ11カ月半ぶりの高値水準。指数が高値圏にある中でも、内需株中心の新興銘柄には東証1部のハイテク関連株などに比べ出遅れ感が残っているとの見方が多い。19日も個人投資家などによる出遅れ物色の動きが優勢だった。香港・ハンセン指数や前日の米主要株価指数などの上昇も投資家心理を支えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で567億円、売買高は1億2966万株。新興市場でも企業の決算発表が一巡した。業績動向を見極めたいとの様子見気分が後退し、物色意欲が高まった。個別では、ワークマンやチエル、ナガオカが上昇した。半面、アエリアやユニバーサル、ハーモニックは下落した。
東証マザーズ指数も3日続伸した。終値は前日比7.49ポイント(0.86%)高い876.46だった。指数寄与度が高い時価総額上位のマネフォやメルカリ、弁護士COMなどの上昇が指数を支えた。半面、サイバダインやミクシィ、JIGSAWなどは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕