新興株15日 ジャスダック、マザーズともに反落 値がさ株に過熱警戒の売り
15日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比18円37銭(0.50%)安い3636円ちょうどだった。前日に8カ月ぶりの高値をつけていたこともあり、過熱感への警戒から値がさ株を中心に利益確定の売りが出た。ただ、政府が進める行政手続きのデジタル化を巡る思惑から、フィンテックや電子契約関連の銘柄には買いが集まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で627億円、売買高は1億4254万株だった。ワークマンやセリア、ハーモニックなどが下落した。半面、BBタワーや東洋合成、GMO-APなどは上昇した。
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比30.78ポイント(2.25%)安い1334.71だった。前日に14年ぶりの高値を付けていたこともあり、足元の上昇をけん引してきた値がさ株に売りが出た。BASEやメルカリ、アンジェスなどが下落した。半面、GMO-FGやGAテクノ、ラクスなどは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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