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24日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は12日続伸した。終値は前週末比15円50銭(0.46%)高い3385円47銭と8月5日以来およそ1カ月半ぶりの高値となった。12日続伸は2017年2月10日~3月10日の21日続伸以来、およそ2年半ぶり。米中協議の進展期待から東証1部の主力株が上昇。個人投資家の心理が改善し、新興市場にもバイオ株など時価総額の大きい銘柄を中心に資金が流入した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で364億円、売買高は4647万株。ラクオリアが大幅高。アエリアやハーモニックも上昇した。半面、ワークマンやユニバーサル、セプテニHDは下落した。市場からは「新興株は東証1部の銘柄に比べ出遅れており、買いが入りやすいことが連騰につながっている」(ネット証券の投資情報担当者)との見方があった。
東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前週末比15.67ポイント(1.81%)高い879.65と8月21日以来およそ1カ月ぶりの高値となった。メルカリやそーせい、TKPが上昇した。一方、サンバイオやイトクロや、プロレドは下落した。
きょう、東証マザーズ市場に新規上場したチャットWは公開価格1600円を7.5%下回る1480円で初値をつけた。その後も売り優勢が続き、終値は1400円だった
〔日経QUICKニュース(NQN)〕